4月30日、リトル東京にあるUnion Center for the Artsにて、1940's Jazz Then and Nowと
題するジャズコンサートがおこなわれました。太平洋戦争さなかの1942年、日系人が強制収容され
ゴーストタウンと化したリトル東京にアフリカンアメリカンが移り住むようになりました。
彼らは独自の文化を形成し、著名なジャズミュージシャンによるライブ演奏も頻繁に行われるように
なりました。戦後、日系人がリトル東京に戻りはじめるまでの期間、リトル東京は「ブロンズビル」
とよばれるようになったのです。
かつては教会として多くの人々が集ったこの会場には多くのジャズファンがつめかけ、75年前の
「ブロンズビル」を偲び、ジャズの音色に酔いしれていました。