リトル東京の全米日系人博物館にて、「グレン・カイノ:アキズ マーケット」展が開催中です。
大学フットボール選手として将来を嘱望されたアキラ・シライシでしたが、第二次世界大戦の
日系人強制収容でその夢は絶たれ、戦後、アキラは妻サチエとともにロサンゼルスにもどり、
1957年イーストロサンゼルスに雑貨店「アキズ・マーケット」をオープンしました。
暴力事件の絶えない地域でしたが、アキラの献身的な活動によって、日系とヒスパニック
コミニテイー連帯の象徴として、また起業家精神の象徴として、人々に愛されたのです。
アキラの孫、グレン・アキラ・カイノは、1970年に歴史を閉じた「アキのマーケット」の再現に
着手、家族のわずかな記憶からマーケットをバーチャルリアルテイーにつくりあげました。
「グレン・カイノ: アキズ マーケット」展は、1月28日まで開催中です。