全米でインフルエンザの患者数が増加しています。医療機関で受診した患者の数は、この15 年で最も高い水準となっています。インフルエンザの患者数が全米で増加しており、発熱、咳、喉の痛みといった症状で医療機関を受診した人の数は2009年に豚由来のインフルエンザが世界的に流行して以来の高い水準になっています。
CDC・疾病対策センターによりますと、今シーズンインフルエンザの患者数は少なくとも2,400万人(推計)、そのうち、1万3,000人が死亡したということです。
救急医
ステファニー・ウィドマー医師
「インフルエンザの流行が早くに始まり急速に広がりました
非常に感染力が強く重症化することもあります 」
検査を受けた患者のおよそ 31%が
インフルエンザウイルスの陽性反応を示しています。
これは、昨シーズンのピーク時に比べてほぼ 2 倍の割合です。
ケンタッキー州では先週、インフルエンザによる州内最初の小児患者の死亡を報告。全米では1週間に 10 人の子供が死亡しました
オクラホマ州保健局 伝染病予防担当
マイク・マンネル氏
「今シーズンのインフルエンザ患者による入院状況は
歴史的に高い水準だった2017〜18 年に相当します 」
専門家は感染予防となるワクチン接種率の低くさ指摘しており、 ピークシーズンが終わるまであと数週間ですが、今からでもワクチン接種を受けるように促しています。