アメリカ北東部は1カ月で2度目の大雪に見舞われ各地で非常事態宣言が出されました。
1月の末、厳しい寒さの中、大雪に見舞われた東海岸の広い範囲で、(今度は)22日日曜日から23日月曜日にかけてブリザード、強風を伴う大雪が予報され、各州で非常事態宣言が出されました。
ペンシルベニア州では22日日曜日に降り出した雪であっという間に町全体が雪景色となりました。
ニューヨークでも除雪車や緊急車両を除く、不要不急の車での移動を禁止する措置をとり日曜日の夜から月曜日にかけて強風を伴う50センチ以上の積雪となりました。
ニューヨーク、ケネディ国際空港、ラガーディア空港、ニュージャージーのニューアーク国際空港、 ボストン、ローガン国際空港、 フィラデルフィア国際空港、 ワシントンD.C.のレーガンナショナル空港などでは23日月曜日だけで合計5700便以上が欠航となりました。このブリザードに伴う欠航は3日間で1万便を超え、空の便は混乱しました。
フィラデルフィア国際空港の乗客
「きのうの夜ニューアーク発の最初の便に乗る予定だったんですが、欠航
フィラデルフィア発 朝の便に振り替えられたのですが、欠航
午後1時ごろの便に振り替えられ て、それも欠航
そして今、午後5時発の便で
いまのところキャンセルになっていないので、
うまくその便でシカゴに帰れればいいなと思っています」
ロードアイランド州では史上最高の38インチ近く約およそ96センチの積雪を記録しました。ニューポート市では、男子大学生1人が車の中で携帯電話を充電中、雪で排気口がふさがれ、一酸化炭素中毒で死亡しました。
ニュージャージー州、そしてデラウェア州などでは大規模な停電が発生。各地で30インチ、76センチ以上の降雪量を記録したマサチューセッツ州では23日月曜日、停電の 復旧作業が遅れる中、作業迅速化のため緊急車両を除く車での移動を禁止するトラベルバンが発令されました。
マサチューセッツ州
マウラ・ヒーリー知事
「電力会社は合計29万世帯の停電を報告しています
復旧の人員はそろっています
問題は侵入経路です」
記録的な大雪により各地で除雪作業が遅れて住民が雪かきに追われる事態となりました。25日水曜日の朝、再び雪がふりはじめ積もった雪の上に追い討ちをかけました。
専門家は雪かきがもたらす心臓への負担に警鐘をならしています。
ノースウェル・ヘルス心臓血管協会
ニール・シャー医師
「雪かきは心臓に大きな負担をかけます
寒さの中、雪を持ち上げる作業は
心拍数を急上昇させ血圧が上がり心臓を酷使します」
医師は、雪かきをする場合は、無理をせず一度にすくう雪の量を減らすこと、または、雪を持ち上げないで押すこと、そしてあたたかくして水分と休憩を十分にとることを心がけるよう勧めています。