今年の3月11日で、東日本大震災から5年という節目の年を迎えます。
そんな年に、ニューヨークに住む日本人が何を感じ、どう迎えているのか、
番組で過去に取材した人たちを中心に再び聞きました。
マンハッタンで行われた追悼式の様子と共にお伝えします。
3月11日に先立ちマンハッタンで2つの追悼式が行われました。 日系人会館で行われたのは、 東北6県と北海道の県人会で成り立つ 「ほくほく会」による追悼式。 東北出身の人たちが中心に集まり、 被災地で活動する人たちの声に耳をかたむけました。
一方、アッパーウエストサイドの教会で行われたのは「TOGETHER FOR 3.11」。震災直後からニューヨークで支援活動を行っている日系団体が主催で、在ニューヨーク日本国総領事の高橋大使をはじめとする在米日本人やニューヨーカーおよそ430人が集結。「ニューヨークは忘れていない」というメッセージを訴えました。
それぞれが様々な思いを抱えながら、5年という節目の年にみんなが伝えたいのは、「忘れていない、 だからこれからもがんばろう」という思いでした。
ディレクター:中山 早織 | カメラ:森田 アンドリュー | 編集:神野 寛子 | プロデューサー:浦部 靖己