歌舞伎役者、十一代目 市川海老蔵さんがニューヨークのカーネギーホールで能、狂言と共に歌舞伎を披露。"Grand Japan Theater"の舞台を海老蔵さんのインタビューとお届けします。
ニューヨークの歌舞伎ファンの為に 本公演の前に様々なイベントを行った市川海老蔵さん。 前日にはジャパンソサエティーで トークショーを行い、 心待ちにしていたファンが大勢駆けつけました。
今回ニューヨークで披露されたのは、 能、狂言、そして歌舞伎が集まった海外ではアメリカが初めてという舞台。 数百年という歴史のなかで お互い影響し合って来たという伝統芸能でありながら、そのバックグラウンドゆえ、同じ舞台に立つのは難しいという能と歌舞伎を同時に堪能できる貴重なステージとなりました。
古典を伝えるため歌舞伎で披露されたのは 市川團十郎家の新歌舞伎十八番の一つ、 「春興鏡獅子」。 一般的な外国人の持つ歌舞伎へのイメージに 応えるものにしたいと 女形と獅子が入ったこの演目が選ばれました。 歌舞伎舞台オン 海老蔵さんが将軍の前で踊りを披露するお小姓と 勇敢な獅子とを踊り分け、 およそ2800席がソールドアウトとなった 客席を魅了。 スタンディングオベーションとなりました。
インタビューでは、常に新しいことにチャレンジしている海老蔵さんから、メッセージを頂きました!
ディレクター&編集:山中美樹 | カメラ:柏原雅弘 | プロデューサー:浦部靖己