5月10日、ニューヨーク・マンハッタンでは セントラルパーク沿いの大通りを舞台に 日本とニューヨークの友好に感謝し 日本文化を紹介する「ジャパンパレード」が開催されました。
ニューヨーク市警の騎馬隊が先陣をきり パレードがスタート。
4回目を迎える今年は、「料理の鉄人」として知られる 森本正治シェフがグランドマーシャルを務め、110団体、2800人以上がパレードに参加、 踊りや武術など、様々なパフォーマンスを披露しました。
沿道には6万人のニューヨーカーが集まり、大きな声援を送りました。
ニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2025年に行くべき52か所」に選ばれた富山市も初めて参加し、 伝統行事「おわら風の盆」の踊り手が編み笠を目深に被り、しなやかな踊りを披露しました。
またパレードには、元NMB48のメンバーで 現在はシンガーソングライターとして活躍する山本彩さんや、 アメリアでも高い人気を誇るコミック 「進撃の巨人」のミュージカル版キャストも登場し、 迫力あるパフォーマンスを披露しました。
会場では日本食を紹介する「ジャパン・ストリート・フェア」も同時開催。 日本の夏祭りさながらに、およそ30のフードテントや体験コーナーが軒をつらね、たこ焼きやラーメン、和風スイーツなどが販売されました。 ニューヨークの物価高を反映した値段にも関わらず、 食欲をそそる香りに誘われ、多くのテントには行列ができ、 ニューヨーカーは屋台フードに舌鼓を打ちました。
ニューヨークにいながら、 日本の文化が楽しめる「ジャパンパレード」。 多くのニューヨーカーにとって 楽しみながら、より深く日本を知る機会になったようです。