史上最高値の更新が続くニューヨーク株式市場。また、6期連続のプラス成長となったGDP、1月の雇用統計では市場予想の倍近くの就業者数など、高い金利水準のもと堅調な経済指標が発表され、アメリカ経済の強さが示されています。去年まで懸念されていた景気後退は回避できるとの見方が強まる一方、1月の消費者物価指数ではインフレがまだ根強く残っているとも言われています。現状はどうなのか?また上昇基調の日米株式市場、そして今年のアメリカ経済の見通しなど、三菱UFJ銀行チーフ米国エコノミストの吉村晃さんに聞きました。