Patient Protection and Affordable Care Act、通称・オバマケア。アメリカ在住の誰もが安価に健康医療保険に加入できるとしたこの制度ですが、2014年分の加入申し込みの締め切りは3月31日。今日は保険の選び方など具体的な申請のためのヒントをお届けします。
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「あなたの質問に答えます!オバマケア〜アメリカ皆保険制度」
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2014年オバマケア入門
監修:JASSI 日米ソーシャルサービス
100 Gold Street, Lower Level
New York, NY 10038
TEL: 347-482-1541
聞き手:久下香織子 (FCIキャスター)
ディレクター:根本竜一 / カメラ:森田アンドリュー / 音声:羽生有希
編集:神野寛子 / グラフィック:室島寛子
プロデューサー;浦部靖己
監修:JASSI 日米ソーシャルサービス
http://jassi.org/
100 Gold Street, Lower Level
New York, NY 10038
TEL (212) 442-1541 または 347-482-1541
健康保険申し込みウェブサイト
https://www.HealthCare.GOV
2014年度申し込み締め切り: 2014年3月31日
(この日を過ぎると健康保険非加入者は
罰金の対象となります)
2014年度の罰金額:
成人1人$95・子供$47.50(世帯で$285まで)もしくは世帯所得の1%の大きい方
来年のタックスリターンで課金される
申し込み対象者:
アメリカ市民・グリーンカード保持者・各種ビザ保有者で、
IRSに税金を申告する義務があり、
居住外国人(Resident Alien)として税務申告している全ての人。
※居住外国人にあたるかどうかは
こちらのIRSのサイトでチェックできます。
海外旅行保険を利用している人は?:
U.S. Department of Health and Human Servicesは、
外国保険会社等が提供する保険に対し、米国政府が認める保険--Minimum Essential Coverage- を
持っているとの認定を受けない限り、その保険プランを持っていても保険未加入であるとの立場を取っています。
従って、海外旅行保険は法の定める基準を満たしていないことが多く、罰金の対象となる可能性が高い。
※ オバマ大統領から2014年3月上旬、現時点でこの基準を満たしていない健康保険プランに既に加入している人について、2年まで罰金が科されないという経過措置がとられることになりましたが、海外旅行者保険はHHS (Human and Health Service)から健康保険として認定を受けていない限り、この経過措置に該当はせず、この猶予の対象外となる可能性が高いという見方です。
税金控除
- APTC(Advanced Premium Tax Credit)
例えば世帯者数がひとりの場合、年収$45960以下の人は月々税金控除が受けられる。
家族4人なら$94200以下。
世帯数と所得に応じて受給額が異なります。
Federal Poverty Level 139%〜250%の年収額に該当する人(世帯)はさらに月々の保険料が安く、
より条件のいい保険プランが提供される。
知っておきたい保険用語
- Deductible:保険が適用される前に加入者が100%自己負担する額。
- Maximum-out-of-pocket:Deductibleの額からこの額までは保険が適用され、この額を超えると保険会社が全額支払ってくれる。
重要な日付
2014年3月31日:申し込み締め切り日
2014年4月1日 〜 2014年11月14日:転職や解雇、離婚などによって保険を失った人のための受付期間。
2014年11月15日 〜 2015年1月15日:2015年分の保険受付期間。
申し込みに際し用意すべきもの
- 法的書類やIDに記載されている名前
- ソーシャルセキュリティーナンバー
- 生年月日(家族全員)
- 税金申告のステータス
- 現在の雇用先の名前と住所
- 収入の情報
- 家族が現在加入している保険の情報とポリシーナンバー
- 移民してきた家族の移民(エイリアン)ナンバー
- 障害の情報
- 家族が利用しているファミリードクターや主治医の名前と住所
- 家族が利用している専門医の名前と住所
- 家族が利用している病院やクリニックの名前
- 家族が処方している薬のリスト
- 家族が重要だと思う他の医療ニーズ
- etc.