先週、ニューヨークの国連日本政府代表部で開催された「NY女性からだ会議2017」。
日本で月一回程度行われている「女性からだ会議」は、婦人科系疾患の予防啓発活動をする一般社団法人「シンクパール」が主催し、様々な観点から女性の健康を考えるヘルスケアセミナーで、日本以外での開催は今回が初めてです。
日本の女性医療の権威やヨーロッパで子宮頸がんの予防啓発に尽力する識者が参加したこの日。テーマとなったのはウイルス感染によって引き起こされる子宮頸がんです。初期症状がほとんどない事から発見が遅れがちな子宮頸ガン。ワクチン接種への理解が進まないという日本の現状などにも触れながら、予防や定期的に検診を受けることの大切さが話し合われました。
欧米で子宮頸ガン予防の活動を行う団体との提携の調印式も行ったシンクパール。今後は世界にも活動の場を広げ、国内外に住む日本の女性を健康の側面から応援していきたいという事です。
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ディレクター:増子貴世|カメラ:瀬野正光|編集:山中美樹|プロデューサー:浦部靖己