ニュージャージー州で不動産業を営む日系アメリカ人のフルモト・タケシさん。
第二次世界大戦中にカリフォルニア州北部にあった強制収容所で生まれ、ベトナム戦争時には米陸軍に従軍しました。
2つの戦争を通して、自由と平等の国・アメリカに潜む人種差別を目の当たりにしてきました。
日本にルーツをもち、祖国アメリカで生きるフルモトさんは、若い世代に過去の歴史から学んでほしいと考え、自身や家族が経験してきた強制収容所での生活や戦争の悲惨さについて、大学や公共イベントで伝えています。
また強制収容は人種差別だとして国と戦った日系人フレッド・コレマツの記念日認定を自治体に働きかける活動も続けています。