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トシ・カプチーノ

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ToshiHeadShot_2014.jpegのサムネイル画像舞台芸術評論家、プロデューサー、タレント。「STOMP」,「RENT」の日本公演に携わる。コメンテーターとしてテレビやラジオにも活動の場を拡大。トークショー「トシ・カプのブロードウェイ言いたい放題」は、内容の濃さと面白さで好評を博す。NYのジャーナリストや演劇評論家130名で構成されるドラマ・デスク賞の審査員を務めている。ワハハ本舗所属。



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B級グルメレポ、ベトナム料理

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経済、ファッション、そして世界の食の中心NYなんて言われているが、

ことグルメに関して、ニッポン人としては、

内心「まだまだ・・・」とお思いの方もおられるのでは?  

 

確かに大枚はたいて高級レストランに行けば、

トップレベルのシェフ達が、しのぎを削っているから

納得のいく山海珍味を楽しめる。

 

でもB級グルメにかんしては、

まだまだ日本の足下にも及ばないのではないかしらん!? 

 

毎日の食事について言えば、ファストフードを含めて、

日本はレベル高いしねー。 

なので私は、日々おさんどんに血道をあげているのであーる。  

 

うまいが一番!

自宅が一番!

トシカプ食堂サイコー!  

 

そんな中、New Yorkマガジンに、

評判のベトナム料理店があるとの記事をみつけ、

箸休めってな事で、例のごとく韋駄天走りで行ってみたのさー。 

 

今更ブログでグルメレポートォ? なんて言われそうだけど、

それはホラ、食材を演劇人に、料理店を舞台になぞらえれば、

レストランとて、目と舌で味わうミュージカルゥ〜、

なんてね、なんてね、キャッ!

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場所は、ブルックリンとクイーンズの境目

地下鉄だとL train  Grand St. Station  で下車

そこから徒歩15分から20分という超へんぴなところにある

 

この七面倒臭さが、後々食事にありついた時の、

ありがたさ&旨さ倍増ってことなのォ??

 

 

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駅から数分歩くと、すでに工場が軒を連ね

デリ系の店舗は一軒もナシ。

人とすれ違うことも全くナシ

日が暮れたら、ちと危なそうな地区!

 

レストランは工場街の真ん中にポツーンと・・

砂漠の中のオアシスって事なのね?そうなのね??

 

店名はバンカー。

元ベンダー屋台をやっていた方がオーナー

 

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我々が店に到着したのが、午後5時半ごろ。

すでに店は満席!

しかし、夕食のピーク前だったため

15分待ちでテーブルにありつく。

 

客層の中心は、知的でファッショナブルな中流階級の白人層

不便な場所ということもあり、車で来ている人が多い

 

ウェイターは全員アジア系の男子。

中にひとり、色黒小柄のマッチョ系が・・・ちょっとドキドキ

 

美男ギャルソンで三割方美味しさアップかも。

グルタミン酸並みのウマミ成分って感じィ〜? 

とても温かくてフレンドリー!

だいたい、美味しくて評判の店で働く

ウエイター、ウエイトレスは感じがいいのが常!

 

メニューは、通常にものとスペシャルの二種

 

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我々は、ニューヨーク・マガジンのフードレポーターおすすめ品をオーダー

  

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蟹の春巻4本 8ドル50セント

 

血糖値が上がりやすい食べ物、うまいよねー!

カラダに悪いとわかっちゃいるが、

前菜としてオーダーしたのがコレ!

 

アツアツのぶっといソレをお口いっぱいに頬張ればサックサック

中からは蟹の身がタップリ。

揚げ物スキにはたまらない一品。

ルービーが進みますwww

 

 

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サイゴンスペシャル・サンドイッチ(ハム、ソーセージ、ベーコン、ポークパテ)8ドル50セント

 

トローッとした自家製ソースと具の相性は抜群。

難点はパンの安っぽさと、屋台レベルの盛りつけ

ソレさえクリアすれば、

料理のカリスマ、マーサ・スチュアートも驚きの一品

 

 

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パタヤサラダ 9ドル50セント

 

たっぷりパパイヤの千切りと

酸っぱめのドレッシングの相性が絶妙

野菜不足のカラダが喜びーの反応だー!

食卓に野菜は不可欠。

ココはココでこういう味、ウマい。

 

 

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スペシャルから、巻貝のココナッツ風味 13ドル50セント

 

グミグミした食感のフレッシュな巻貝と

白いココナッツソースというユニークな組み合わせ?

そのソース、ごはんにかけたらバカうま!

酒のつまみにも抜群。

白ワインが益々進みますっっw

 

 

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メキシカン海老のソテー、御飯付き 17ドル50セント

 

メインデッシュは、

こってり甘辛ソースにからめた

逞しいぶってぇ海老♡

 

子供のころ、海老といえば

お正月にしか食べれなかった高級食材

そんな贅沢品を食べていいものかーと思いつつパックリ。

ぶりっぷりっの海老が口の中で踊る踊る

ウマいものを享受できる至福の時間に感謝感激雨霰。

 

 

お食事代は、締めて75ドル(税金チップ含)

 

午後6時30分、店を出ると長ーい行列が・・・

レストラン・ビジネスに火がつくって、

こういうことなのですねー!(水野晴雄風)

 

 

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総評

 

言うまでもなく、この店の成功の要因はメディアに高評価が掲載されたこと

またそれが口コミで広がったことも上げられる!

しかしながら、それ以上に人の心を虜にしたのは・・・・・

 

◎料理人の愛も感じられるウマい料理

◎温かいサービス精神

◎コストパフォーマンス

 

儲け主義に走りがちなレストランが

忘れかけている客商売の基本を

真っ当した結果だぜー。

ま、その基本が一番難しいのだけど・・・(レストラン経験者は語る、笑)

ちと不便だが、近いうち、また行きたい店じゃねー!

 

 

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トイレは、すごーくキレイでした!

(ココ重要)

 

 

 

 

 

 



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September 6, 2013 2:25 PMComment(0)



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