舞台芸術評論家、プロデューサー、タレント。「STOMP」,「RENT」の日本公演に携わる。コメンテーターとしてテレビやラジオにも活動の場を拡大。トークショー「トシ・カプのブロードウェイ言いたい放題」は、内容の濃さと面白さで好評を博す。NYのジャーナリストや演劇評論家130名で構成されるドラマ・デスク賞の審査員を務めている。ワハハ本舗所属。
一週間ぶりのご無沙汰でございまーす!
当ブログで、再三(と言うか、くどくど?)申し上げています様に、
このやれITだ、
デジダルだ、
ヴァーチャルだ、
味噌だヘチマだ、
のご時世ではありますが、
そんな中にあって、超アナログ&オルガニックなブロードウェイの舞台は、
益々もって盛り上がっているのでござります。イェ〜イ!
やっぱ生はエエ!・・・・って、おビールの話じゃござんせんのよー!
さて、
2013〜2014年シーズンも後半戦に突入したブロードウェイ。
2月後半から4月にかけて大型ミュージカルが怒濤の開幕ラッシュ!
そんな中、主たる見所を一挙ご紹介し、
皆様の情操の糧とし、
おデートのハイライト、
奥様、旦那様へのヴァレンタイン・サプライズ・ギフト、
お呼び寄せになった、ご両親&ご朋友のご案内、
その他、特に理由なんかなくても、たまには演劇世界の中心で、
快哉を叫びたい方々への指針となる事が出来れば、幸甚の至りでございまーす!
長ったらしい紹介文なんて面倒! と言う方々もおられると思いましたので、
そんな場合は各紹介文の終わりに添えました「カプちゃんの一言アドバイスを御覧あーれ」
ミュージカルのラインアップ
新作「マディソン郡の橋」2月20日開幕
90年代に日本でも売れに売れまくった、
ベストセラー小説「マディソン郡の橋」。
映画化もされ、アカデミー賞をはじめとする多くの賞に
ノミネートされたヒット作。
舞台版ではブロードウェイの売れっ子クリエイターと俳優を総動員。
目指すはもちろんろんトニー賞でんがな・・・・・
主人公フランチェスカ(映画版でメリル・ストリープが演じた)に扮するのは、
ブロードウェイのベテラン女優ケリー・オハラ。
エロっぽさに欠ける彼女、中年女の性的な衝動をどう演じれるか?やや心配だぁー。
[一言カプちゃん]
成熟した大人の緊迫したラブ・ストーリー大好きのあーた向け
新作「ロッキー」3月13日開幕
これまた、あまりにも有名な映画のミュージカル化。
ドイツ・ハンブルグで産声をあげたミュージカル版「ロッキー」。
当地で高評価を得たことに気を良くして、2014年にブロードウェイへ!
劇中のロッキーまたはスタローン自身のごとく満塁ホームランの大ヒットとなるかぁ!?
[一言カプちゃん]
体育会系、ガテン系、汗臭いのオッケーな肉食系のあーたなら、お気に召すかも!?
新作「アラジン」3月20日開幕
またしてもディスニー・ヒット・アニメの舞台版。
なにしろこれまでだって「ライオンキング」や当時としては最高額30億円もかけて、
まんまディズニー・ランドみたいな気合い充分のセットで奮闘して来たディズニーですもの、
魔法のじゅうたんをどうやって飛ばすのか???舞台装置に期待は高まるぜー。
音楽は「美女と野獣」の大ヒットで知られるメンケンちゃん。
演出家には「ブック・オブ・モルモン」で超売れっ子なったニコライちゃん。
もちろん、「ライオンキング」に続く大ヒットを狙っちゃってます、マジっすヨ。
[一言カプちゃん]
ディズニー大好きのあーたなら、見逃す手はないっしょ!
再演「レ・ミゼラブル」3月23日開幕
大ヒットした作品だからって、
何時までもウカウカしてらんないのがブロードウェイざーます、ほほほ。
ボートックス、
ライポサクション、
豊胸術だってなんだってやって
生き残らなきゃなのよー。
なので、当再演版の注目すべき点は、その新演出。
コゼットの髪型と衣装が一新。
マリウスがエポニーヌでなくコゼットに惹かれる??なんてストーリーに・・。
ディープなオリジナル版ファンを唸らせる出来映えが期待出来るのか!?
[一言カプちゃん]
旧作がお好みだったあーたは、いざと言う時の為にマシンガン持参で、観劇よー笑!
新作「イフ(もしも)」3月27日開幕
ミュージカル「RENT(96年)といえば、ブロードウェイのエポック・メーキング作の代表格。
それと肩を並べる一本が「ネクスト・トゥ・ノーマル」。
その制作陣が再結成して作り上げたのがコレ。
ニューヨークで人生を再スタートを切った離婚暦のある40女を描く。
主演は「RENT」,「ウィキッド」の大ヒットで
舞台女優として不動の地位を築いたイディナ・メンゼル。
[一言カプちゃん]
星だの夢だの糞食らえ。
あくまで社会派、現実的なものを良しとする、リアリストのあーた向けかしらね
新作「ブロードウェイと銃弾」4月10日開幕
ウディ・アレン監督のコメディ映画(94年)の舞台化。
これほどまでにミュージカル化にぴったり来る作品があろうか!?
演出は、泣く子も黙る大物女性演出家スーザン・ストローマン(プロデューサーズ)。
昨年、大コケの終わった「ビッグ・フィッシュ」の汚名挽回と行きたいが・・
[一言カプちゃん]
洒脱で都会的な、ドライなユーモアが好みのあーたと、バック・ステージものに目がないあーた、堪能してちょ!
再演「ヘドウッグ・アンド・アングリーインチ」4月22日開幕
主演は人気俳優ニール・パトリック・ハリス。
性転換手術に失敗した怒りを ロックナンバーにのせて描く。
演出は「春のめざめ」、「アメリカン・イディオット」で注目を浴びた マイケル・メイヤー。
ハリスの人気もあり、チケットは品薄になりそうな予感。
[一言カプちゃん]
ある意味もっとも尖ったNY的先進的題材を扱った作品なので、
論争の的になる内容なんか、ものともしない果敢なあーたに捧げたい!
再演「キャバレー」4月24日開幕
ブロードウェイ史に残るエポック・メーキングな名作のひとつ。
そういえば日本では4年前、藤原紀香様とカーくんが演じていたっけなぁ〜・・・。
主演は98年版でトニー賞主演男優賞に輝いたアラン・カミング。
ブロードウェイでの再演は10年ぶり。
[一言カプちゃん]
歌って踊って妖艶でゴージャスなエンタメを見逃したら一生後悔するーよー。
ミュージカルって、ブロードウェイって楽しいだけでなく、
ほんっとうに役に立つ人生訓がギュっと詰まった素晴らしいものなんですよね!
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カプチーノさん、if/then 実は6月に観にいくことになったんです〜
そうです〜NYにちょピット 行けるのです!
既にチケット