1月31日、ロサンゼルスのアラタニ日米劇場で、第12回目となる極真会館主催の全米体重別空手選手権が開催され、今年は5、6才の部から、一般、シニアの部まで合わせて78人が参加しました。
今回の注目は、 世界大会にも出場した地元の2人の人気者。
まず、ひときわ大きな歓声で迎えられた森山翔太選手。去年の男子ライト級の覇者で 7歳の時からこの大会に出場しています。その森山選手は、初戦で、 イギリスのグジェゴジュ・ケジャルスキ選手を相手に 鋭い下突きを繰り出し、危なげなく一本勝ち。 しかし、ロシアの アリム・ユヌソフ選手と対戦した決勝では、 相手の突きと蹴りの連続に持ち味の軽快なフットワークを生かす事ができません。試合開始およそ2分で 下段回し蹴りを決められ一本負け。連覇はなりませんでした。
もう一人の注目が 男子ミドル級で2度の優勝経験を持つ中野聡大選手。 去年は一回戦で手を骨折しながら決勝まで勝ち進んだものの、悔しい2位に終わりました。 今回は同じ階級のエントリーが2人だけだったため初戦が決勝戦でしたが、そんな物足りなさを吹き飛ばすように試合は序盤から激しい突きと蹴りの応酬。息をのむ攻防が続きます。 結局、終始攻撃の主導権を握った中野選手が判定勝ち。4年ぶりに王座に返り咲きました。
<Related Video>
The 13th U.S. Weight Category Karate Championships 2017 / 第13回 全米体重別空手選手権!
All American Open International Karate Championships 2016 / 第21回極真空手オールアメリカンオープン2016
All American Open 2015 / 極真空手オールアメリカンオープン2015
The 11th U.S. Weight Category Karate Championships / 極真空手 第11回全米体重別選
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
取材:LA取材班|編集ディレクター:増子貴世|編集:神野寛子|プロデューサー:浦部靖己