1月28日、ロサンゼルスのアラタニ日米劇場で、毎年恒例、極真会館主催による第14回全米体重別空手選手権が行われました。今年はトランプ大統領の入国制限の影響で、強豪が揃うロシア勢のビザ発給が間に合わず、入国できない事態が発生。参加選手は少なめだったものの、アメリカ大陸、ヨーロッパを中心に92人が参戦しました。

階級によって全く異なる雰囲気に包まれるこの大会の中でも今年の注目が男子ヘビー級。去年のこの大会覇者、中野聡大選手と、去年のオールアメリカンオープンで日本人史上最高3位に入賞した中島千博選手が出揃います。中島選手は準決勝、合わせ一本勝ちで危なげなく駒を進め、シードで迎え撃つ中野選手との一騎打ちが実現しました。

一方男子ミドル級注目選手はまだ茶帯ながら去年この大会で優勝したルイジ・スカッセーラ選手。女子ライト・ミドル級や男子ヘビー級でも、白熱した戦いが繰り広げられました。

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撮影：LA取材班｜編集ディレクター：増子貴世｜編集：神野寛子｜プロデューサー：浦部靖己