先週末、ニューヨークで極真空手のトーナメント大会、第22回オールアメリカンオープン2017が行われました。子供の部からシニアの部まで、日頃の稽古の成果を披露する場でありながら、世界各国の強豪が重量の枠を超え真のチャンピオンの座を争うという世界大会の縮小版といった様相を呈すこの無差別級トーナメント。今年は北米、南米、アジア、ヨーロッパなど各地から例年にもまして有力選手が集結しました。
日本からは今月初めの全日本ウェイト制選手権優勝で弾みをつけた中島千博選手を初め、加賀健弘選手、山川竜馬選手の3人が参戦。いずれも今後が期待される有望株です。去年の同大会準優勝のロシア、アンドレイ•ズボレフ選手と、3位のアントニオ・トゥセウ選手も揃って出場。トゥセウ選手は優勝候補とも目されています。更に、2013年全世界ウェイト制選手権ヘビー級優勝など輝かしい実績が並ぶスペインのアレハンドロ•ナヴァロ選手や、南米チャンピオンのブラジル、ディオゴ•シルバ選手といったベテラン勢の他、アメリカの道場からも、優勝戦線に食い込んできてもおかしくない伸び盛りの選手たちが出場。
年齢も国籍も様々なこの強豪たちの中から、今年優勝を手にするのは誰なのでしょうか!?
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ディレクター:増子貴世|カメラ:石井 三香子| 編集:神野 寛子
プロデューサー:浦部 靖己