新型コロナウイルスの感染拡大による被害が全米で最も大きかったニューヨーク市が、今日、経済活動再開の第1段階に入ります。
ニューヨーク市民「我々は自分たちを犠牲にしてきました。今は市民生活を取り戻す時です」
建設業や製造業に加え、小売業も事前に購入した商品の受け渡しに限って再開が許可され、およそ40万人が仕事に戻る可能性があるということです。
レコード店オーナー「客はネットで注文し、店で商品を受け取ります。接触を最小限に抑えます」
一方、20州とプエルトリコでは感染者が増加しています。ネバダ州もその1つですが、ラスベガスのカジノは検温などの安全対策を講じながら、この週末再開し、客を迎え入れました。アリゾナ州では感染者数が急増していて、州最大の医療機関では入院患者が受け入れ可能人数の限界に近づいているということです。そうした中、抗議デモ参加者の感染拡大も懸念されています。
前アリゾナ州危機管理局局長 ウェンディ・スミス・リーブ氏「抗議デモの結果として2、3週間後に感染者が急増するでしょう」