近年増え続ける日本を訪れる外国人観光客。アメリカ人の訪日誘致に取り組むJNTOの活動について、日本政府観光局ニューヨーク事務所長の伊勢 尚史さんに話をお伺いました。
日本政府観光局:JNTO(Japan National Tourism Organization)
日本のブランド力を向上させ、国際的な相互理解を促し、日本の未来をより明るくすることを目指しています。
JNTOのターゲットは大きく分けて3つ
①旅行会社
ツアーパッケージ商品など日本向けプランを作ってもらうため、売ってもらうためのPR活動
②メディア媒体
日本の観光地、取り組み、体験メニューの記事を書いてもらうためのプロモーション
③一般消費者
公に向けた旅行博などのイベントを起こし、印象を与える
外国人観光客の動向
2017年は2869万人と過去最高の訪日数を記録した。距離的にも近い東アジアが大半を占め、74%あまりが中国、韓国、台湾、香港から。アメリカはついで5位、シェアで見ると4.8%。
アメリカ人観光客の動向
アメリカからは2016年に124万人、2017年は137万人と1年間で10%の観光客の増加。2018年9月計測時点ではすでに113万近く到達していて、11%近くの伸び。アメリカからの観光客は、お酒、歴史、伝統文化経験、日常生活、美術館などの体験型を期待している。買い物に関心が高いアジア層と比べて、体験型の娯楽サービスが人気。
今後はアメリカのラグジュアリー層にリーチすることもミッションの1つだそうです。
Director:Lily Rinae|Producer:Yasumi Urabe