アメリカで「タックスリターン」、確定申告がピークを迎えるこの時期。 ２０１４年度はPatient Protection for Affordable Care Act、 いわゆるオバマケアが施行されたことに伴い、 確定申告の手続きにもいくつか変更点があります。 そこで知っておきたいポイントを、会計士の先生に伺いました。 (税務監修：KPMG 税務マネージングディレクター　齊藤美智子さん） ２０１５年度　マーケットプレイスの特別加入期間について アメリカ政府運営の保険購入用マーケットプレイスでは、 今回確定申告をして2014年度の罰金を科されてしまった人を対象に、 特別に加入申し込みを受け付けています。 申し込み期間： ３月１５日から４月３０日まで 主な条件： ・現在保険未加入 ・２０１４年度、保険未加入だったために罰金支払いの対象となった 詳細は、連邦政府運営のマーケットプレイスウェブサイトをご覧ください。 各州のマーケットプレイスでもこれに準じた措置を取っている場合がありますので、 詳しくはお住まいの州のマーケットプレイスにご確認ください。 ※日本の健康保険についてのアップデート※ 番組中、全国健康保険協会の運営する医療保険は 「現時点ではオバマケアの基準を満たした保険とみなされていない」とありますが、 在ニューヨーク総領事館より３月１８日付でアップデートがあり、 全国健康保険協会の運営する医療保険も 米国政府から基準を満たした医療保険とみなされるとの回答を得たということです。 この保険の加入者は確定申告の手続きについても、 基準を満たす保険に加入している場合同様の手続き（Form1040のライン６１にチェック）となり Shared Responsibility Payment（罰金）の支払いは必要ありません。  

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取材：久下　香織子（FCIキャスター） ディレクター：川端　芳恵 編集：青松　伴晃 カメラ：石井　三香子 チーフプロデューサー：浦部　靖己