1月24日に受付が開始された2021年分のタックスリターン。懸念されているのが、IRS・内国歳入庁の作業の遅れです。
IRSのレティグ長官は1月、今年は納税者や会計士にとって非常に困難なタックスシーズンになる可能性があるとして早めの申告を呼びかけ。新型コロナの経済支援策による負担増や人員不足、予算不足などに直面するIRSには、去年提出された申告書に大量の未処理分があるとの報道もあり、それによる影響や還付金受け取りの遅れが心配されています。
申告受付が始まって1ヵ月あまりが経ちましたが実際はどうなのでしょう。
ニューヨークの原・吉田公認会計士事務所/Yoshida Wealth Managementの吉田成巳さんに、現時点での状況や今年の申告時の注意点などを教えてもらいます。