舞台芸術評論家、プロデューサー、タレント。「STOMP」,「RENT」の日本公演に携わる。コメンテーターとしてテレビやラジオにも活動の場を拡大。トークショー「トシ・カプのブロードウェイ言いたい放題」は、内容の濃さと面白さで好評を博す。NYのジャーナリストや演劇評論家130名で構成されるドラマ・デスク賞の審査員を務めている。ワハハ本舗所属。
粒揃いのキャスト
昨日のブログでお伝えした様に、
『マチルダ』の見所は、
子役達の演技力、歌唱力、ダンスのレベルの高さ
大の大人たちに混じってもまったく遜色なし!
子どもっぽい可愛さを売りにしていないところが、またいい。
さすが、超狭き門のオーディションをかいくぐっただけのことはある!
しかーし
一体どうしたら、
『マチルダ』のキャストのような
物おじしない優秀な子役を育成できるのか?
余談だが、こっちで、そのハウツーを学び、
ステージママをターゲットに
日本で子役学校を始めれば
ガッポガッポだぜよ!!
ところで、日本の子役と言えば
古くは、宮脇康之(「ケンちゃん」シリーズ)
杉田かおる(「パパと呼ばないで」)
安達祐実(「家なき子」)
最近では、大のおとなが腰を抜かすほどの迫真の演技で
日本中の涙を誘った子役など
いつの時代にも流星のごとく天才子役が現れては消え、
栄枯盛衰の芸能界を支えているのね。
アメリカにも同様に子役の系譜があるけれど、
子どもらしい愛くるしさが、まず評価される日本に対して、
ブロードウェイの子役たちはというと・・・・・
大人同様に、舞台人としての総合的な素質が求められている。
余談が続くけど、何を隠そう私にも・・
神童の過去が・・・
10歳くらいからノド自慢荒らし。
(そんころ、"博多の美川憲一"と言われていた、笑)
夜は夜でバンドのボーカルとして、宴会に出演(ギャラはワンステージ3千円)
今でいうと
"博多のマチルダ"的存在やったとよ! 笑
話を『マチルダ』のキャストに戻すと・・・
マチルダ役に引けを取らない、
いやそれ以上に圧倒的な存在感を放つのは・・・・・
男優バーティ・カーヴェル。
UKオリジナルキャストの一人で、
校長トランチブル女史役の怪演で
ロンドン演劇界最高の栄誉オリヴィエ賞で主演男優賞を受賞。
傲岸不遜な態度で、キョーレツな憎まれ役になりきった
鬼のような彼女(彼)は、一見の価値あり!
次回に続くよ・・・・
ポチマさん、そうオスカー・ワイルドの世界なんです。彼は、舞台だけでなく、映画・テレビでも活躍されていますよ。また、超イケメンなんですよー。「マチルダ」を観劇された際は、是非、出待ちしてイケメンぶりを生で御覧になーたら、あーた(デヴィ夫人風)www
凄いですねぇ〜 私も観に行きたい!
女性役を男性が・・・逆 ”塚” のようですねぇ〜
あ、歌舞伎がそうですけど・・・あれはまた別ですからね・・・
彼は映画とかには出ていないのですか?
舞台一本なのでしょうか?