舞台芸術評論家、プロデューサー、タレント。「STOMP」,「RENT」の日本公演に携わる。コメンテーターとしてテレビやラジオにも活動の場を拡大。トークショー「トシ・カプのブロードウェイ言いたい放題」は、内容の濃さと面白さで好評を博す。NYのジャーナリストや演劇評論家130名で構成されるドラマ・デスク賞の審査員を務めている。ワハハ本舗所属。
御礼方々ご報告!
私の歌謡シャンソンショー「結婚するってホントですか!?」
笑いの中にも、涙と感動で大盛況。
おかげさまで無事全公演満席御礼頂戴仕りましたァ〜♫
お寒い中、ご来場頂いた方々、本当にホントォ〜にありがとうござました。
本公演をお見逃しになった方にもお知らせです!
ご好評にお応えして、来年1月に本ショーの再演を
NYミッドタウンの「トミジャズ」で行う予定で進めています。
文字通りの新春シャンソンショーとなり、いよいよもって舌噛んじゃいそう・・・。
で、私はショーの翌々日、来年のジャパンツアーの打ち合わせとかこつけて
純国産、マツタケ狩りもするために、御デルタ航空で日本へ、笑
おかげさまで、すでに20年一度出るかでないかの
特上マツタケにも巡り会いましたー!
しかし、 日本は食べるもの全てが美味し過ぎる!
出されたものは全て完食♪
特にこちらの新米はうまかーね!
炭水化物どんだけぇ〜♬
さて、先週のブログでは、
カプチーノのお薦めミュージカルを紹介しましたが、
あたくしとしたら片手落ち。
ブロードウェイの最長連続上演記録で、
現在上演中のミュージカルで第5位につけている
「ウィキッド」の紹介を忘れていたのだよー。
映画「オズの魔法使」の前日憚を描く「ウィキッド」。
ベストセラー小説「オズの魔女記」に登場する
善と悪の二人の魔女に焦点をあて、
全く語られることのなかった二人の関係を解き明かす。
私が初鑑したのは2003年。
とにかく
「オオッ」
「ほほ〜」
「スゴイ」
「エキサイティング」
「おもろい!」
「涙涙」
の大感動。
そんな時ってその興奮を誰かとシェアしたくなるでしょう!?
ちなみに、「ウィキッド」は、
現在上演中の最長連続上演記録のベスト5に
堂々のランクイン!
1位「オペラ座の怪人」
2位「シカゴ」再演版
3位「ライオンキング」
4位「マンマ・ミーア!」
5位「ウィキッド」
ウィキッド」といえば、劇団四季でも翻訳上演されているし、
日本でも大人気の米国ドラマ「glee/グリー」でも歌われているから
かなり知名度の高いミュージカルのひとつ。
なんと、その「ウィキッド」が、今年10月31日、10周年を迎えたのよー。
その人気は、全く衰えることなく今でもチケットは連日ほぼ売り切れ。
ブロードウェイの数あるショーの中で
常にチケット売上げがベスト3に入る圧倒的な人気を保っているのさ。
見どころは?
◎ロック的な要素を取り入たモダンなアダルトポップ。
覚えやすい曲がてんこ盛り。
特にエルフェダ役が熱唱する「ディファイ・グラバティ」は
タイトル・ナンバーとも言えるダイナミックで日本人好み。
鳥肌ものの名曲なのさー!
◎大仕掛け巨大装置。
当時最も高額だと言われた14億円を投資したことが頷ける豪華さ。
観客の上空を舞う空飛ぶ猿も登場する壮大なスケールの本作は
究極のエンタテイメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」並の大仕掛けの連続。
悪い魔女エルファバが魔法のホウキに股がり、空中に舞い上がるシーンは鳥肌もの。
.
◎老若男女・貴賎富貴の別なく全ての人々の共感を呼ぶ、偏見や疎外感といった普遍的なテーマ。
理想的な本作の観劇の仕方
まず、今年8月から翻訳再上演が開始された劇団四季版を観劇。
全体の物語の流れをしっかり把握したあと
ブロードウェイのオリジナル版を観劇すると感激もひとしお。
チケットはちと高いけど、その感動は10倍返しだぜー!
ミュージカルって、ブロードウェイって楽しいだけでなく、
ほんっとうに役に立つ人生訓がギュっと詰まった素晴らしいものなんですよね!
トシカプ評:★★★★
Gershwin Theatre
222 West 51st Street
New York, NY 10019
週末は故郷博多たい!
もつ鍋
玄界灘の新鮮なお魚とお寿司
母親手作りの朝食
牡蠣小屋
喰うぞー!
南当仁小と当仁中のみんなとの同窓忘年会も超楽しみだー!
今年8月から翻訳再上演が開始された劇団四季版を観劇。
全体の物語の流れをしっかり把握したあと
ブロードウェイのオリジナル版を観劇すると感激もひとしお。