Tea & Sympathyが新聞のレストラン・レビューで絶賛されていたので行ってみました。
外で待つ人たち | こじんまりとした店内 |
美味しいです。
スコーンも、ジャムも、クロッテッド・クリーム (clotted cream)という濃厚なクリームも最高。
そしてネギがたくさん入ったチキンポットパイ(Chicken & leek pie) が
これまで食べたポットパイの中で一番美味しかった!
横に付いているマッシュポテトとグリーンピースもすごーく美味しくて
お腹がはち切れそうだったのに全 部食べてしまいましたー。
アフタヌーンティーのセットはサンドイッチとスコーンとケーキの盛り合わせ。まず食べきれません。
メニューには セットのシェアはお断りとあるので食べ残しは持って帰るつもりで注文しなければなりません。
なのでスコーンを単品で頼んで、サンドイッチ(これも絶品!) かチキンポットパイを別に頼むことをお勧めします。
アフタヌーンティー・セット | チキンポットパイ |
NY Timesによるとオーナーのペリーさんは21歳のときにイギリスからNYに。
その後10年以上ウェイトレスとして働き自分のお店を持つに至ったそうで す。
アメリカ人は(世界中の人が..笑)イギリスの食事はまずいという偏見を持っていますが
「自分がイギリスの食事を作ると必ずみんな美味しいと喜んで食 べてくれる」ということで
イギリス料理のレストランをオープンさせるのがペリーさんの夢だったそうです。
1989年にオープンしてからは赤字続き。
お店に オーブンを買うお金がなく、食べ物は家で作ってお店に運んでいたそうです。
ある日NY Timesのフードセクションの編集長に自分のレストランについての手紙を出したところ、
数週間後に「あなたのレストランに食べに行った。レビューを載せるので読んでください」という電話があったそうです
(そんな電話がかかってくるのですねー)。
そのレビューがきっかけで大繁盛。
今や隣りのお店も買ってイ ギリス食品店をオープン。
あちらこちらからフランチャイズのオファーもあるそうですが断っているそうです。
となりのイギリス食品店 |
今でも1989年にオープンし た時のままの小さなお店にギューギュー詰めにお客さんが入っています。
椅子もテーブルも小さいけど、トイレが日本人の私もビックリする小ささ(笑)。
それでもスコーンやチキンポットパイを食べたとたん最高な気分になれます。
予約ができないので外で人が待っている事がよくありますが待つ価値ありです。
お腹を すかせて行ってくださいね!
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