山海塾がNYを皮切りに北米ツアーを行っている。
ぜひ取材をさせていただこうと提案したところ、スタッフ反応にビックリ!!
「山海塾ってなんですか?舞踏ってなんですか?」
それも一人や二人ではなく、ほとんどのスタッフが山海塾を聞いたことすらないという状況でした。
スタッフがインターネットで山海塾の映像を観たところ、この反応は想像通り...
というか初めて観るのなら無理もない反応。
「ワー!!気持ち悪い!!」
「いったいなんですか!?これ??」
私は家族が山海塾の大大大大(笑)ファンで、ずいぶん前からよく知っていました。
私の中では山海塾はかなりビッグだったのですぐに取材する方向に向かうと思いきや、
「山海塾とは..」というところから説明することになりました。
ようやくスタッフを説得して取材することになりました。ホッ...。
天児牛大さんにインタビューをお願いしたところ快く受け入れていただきました。
それも公演後のお疲れの時間に20分たっぷりといただきました。
とても穏やかで驚くほど気を使われる方でした。
こんな機会は二度とないとおもい、サインまでいただいちゃいました。
会場では観客の中で日本人は私たちの他一組程度でした。
日本産まれで世界的に理解されている舞踏なのに日本人にあまり興味がもたれないのは少々残念ですね。
やはりリピーターが多くいました。一度魅せられるとはまるのが山海塾。
初めて観たという人でも話を伺うと涙で声が出ないほど感激している方が何人もいまし た。
そして驚いたのが子供を連れている人も何人かいたことです。
こういうアートをあえて子供にも観せるのですね。
10歳の女の子に話を聞いたら素直に「面 白かったけど2度は観ないかな」と語ってくれました(笑)。
もし初めて山海塾をご覧になる方がいたら、人と思わず観てください。
私は「深海の底で波に身を任せて揺れる生物」のイメージで観ています。
白塗りの人がうごめいているのとは別の景色が見えてくると思います。
動画:日本発の芸術"舞踏" 世界中にファンを持つ『山海塾』