すごく特別な機会に行くレストラン、Le Cirque。
私はフランス料理はあまり好きではないのですが、このレストランのシーフードは最高です。
Le Cirqueで「Chef’s Table」という企画をやっていると聞いて久しぶりに行ってきました。
「Chef’s Table」は一日一組しか入れないので予約に一ヶ月以上かかりました。
正直「Chef’s Table」がどういうものなのかよく理解しないままレストランに行きました。
シェフお勧めの料理をいただき、シェフが挨拶に来てくれる?程度に考えていたのです。
が,.... レストランに行くと通されたのがキッチン!!
なんとキッチンの隅っこに取って付けたようにテーブルがセットされていたのです。
もしかしてまかない料理???と心配しましたがちゃんと「Chef’s Table」専用コースメニューがありました(冷汗)。
テーブルからの風景 | 料理人の横で上機嫌 |
料理はシェフお勧めの特別メニューでサービスもLe Cirqueの最高のサービスでした。
ただ、キッチンの中なので大勢の料理人がワサワサとオーダーをこなし、
ウェイターが料理を持って目の前を行ったり来たりするわけです。
驚いたのはキッチンのキレイなこと!!どこもかしこもピッカピカに光っています。
それぞれの持ち場でコツコツと働く料理人たち。そして料理をチェックしてまわるシェフ。
高級レストランの裏側ってこんな感じなんだー、と感心。こんな経験なかなかできるもんじゃありませんよ~。
シェフCraig Hopsonが料理をチェック |
この日一番感動した料理はホタテの前菜。青リンゴ風味のフルーツジェルがホタテによく合いました。
ピリ辛ポークも美味しかったー。そしてデザートのチョコレート・ラビオリにはアイディア賞!
一番美味しかったホタテ | チョコレートのラビオリ |
料理はもちろん、キッチンの雰囲気も堪能できたし、なんとなく特別扱いされているような気分で楽しかったです。
NYならではの体験でした。
それにしても働く人からみればキッチンの中で大はしゃぎしてバシバシ写真を撮りながら
4コースディナーをのんびり食べて、ワインを飲んでいる客はさぞかし目障りだったことでしょう。
キッチンの皆様、嫌な顔一つせず忍耐強く対応していただきありがとうございました!
Le Cirqueは家族経営のレストランで、創設者夫婦と3人の息子が経営陣。
父であるの78歳の名物オーナーは日常が米映画専門ケーブルテレビHBOのドキュメンタリー映画にもなりました。
今もなお、毎晩のようにレストランに来て入り口近くの椅子に赤ワインを飲みながら座っていらっしゃいます。
www.lecirque.com