NYの町中に点在するこの看板。
核シェルターの場所の印です。
でも実際はもう使われていないと聞き
ちょっと調べてみました。
1960年代初頭、冷戦時代
当時のケネディー大統領が
NYやDCなど攻撃の的となりそうな主要都市に
国民を核攻撃から守るシェルターを作る計画を発表。
1965年にはワシントンDCだけでも
1000の核シェルターが設けられました。
しかし70年代の始めには経費もカットされ
計画も中止となりました。
40年前に計画中止になった看板が
なんでまだNYにたくさんあるのか?
どうやら国が取り付けたものだから
勝手に触ることができなくて
しかたがなくそのまま放置されているようです。
確かに、看板がある場所はどこも地下がありそうではあるけど
門が閉まっていたり、とても緊急時に中に入れそうな場所ではありません。
それにしてもそんなに昔のものなのに
ちゃんと読めるし、ずいぶん丈夫な看板...感心。
ほんの10ブロック間で4カ所みつけた「元」核シェルター