おもてなしや
サービスの分野では
日本は世界的にも
優れていると思います。
でも
日本にはないアメリカの
サービスがあります。
その一つが
返品サービス。
ほとんどの商品は30日以内なら
どんな理由であれ
返品可能です。
アメリカでは
返品を簡単にすることで
企業イメージはアップします。
そうした中、アメリカでも注目される
メガネの会社、
Warby Parker。
アメリカはメガネが高価なのは
有名で、
これを改善しようと4人の大学生が
2010年に創った会社です。
バーチャルテクノロジーを駆使して
インターネット販売を中心に
安く、早く、ファッショナブルに
メガネが作れることを謳う会社。
求められていた市場にピッタリ合って
起業当時も話題になり
今ではネット販売だけではなく
店舗も増やすなどしていて
好調さがうかがえる会社です。
ここは
メガネではめずらしい
30日以内なら返品自由なのです。
もちろん、度付きのメガネもです。
先日、ここでメガネを買って
数週間かけていたのですが
かけ心地がしっくりこなくて困っていました。
普通なら諦めてそのまま使うのですが
「30日以内なら返品自由」だというので
返品してみることにしました。
買って25日目...ギリギリだし
「何か聞かれるかな」
「いやな顔されるかな」
「乱視だし、遠近だし、本当に返品できるのだろうか?」と
少々不安に思いながら来店。
お店に入って
店員に「返品したいのですけど..」と言うと
元気よく「はい!メールアドレスを教えてください!!」と。
タブレットにメールアドレスの初めの数文字を入れただけで
私のアカウントが出てきて
「はい!返品完了です。
このカードの口座に全額返金されます。
ありがとうざいました!」
へっ??
それだけ????
ものの20秒で返品できちゃいました。
これはすごい。
さらにこの会社、
売れたメガネと同じ本数のメガネを
世界中の恵まれない人たちに
寄付しています。
なんて偉い会社なんだ!
今回は合わなかったけど
次回もまたここで買おう!!!
と思わせてくれるお店でした。
返品制度や
企業がコミュニティに貢献する制度
(これは税金制度の問題でもありますが)
日本も始めてほしいなー。