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オピオイド系薬物
ほとんどの人が
痛み止めの薬として
医師から処方されたのがきっかけで
中毒になっている
オピオイド問題。
たった数日の服用で中毒になる可能性のある
オピオイド系の鎮痛剤。
アメリカでは社会問題となっています。
製薬会社による
利益を優先した販売方法に
裁判所でようやく
有罪の評決が出始めています。
でも問題はの解決にはなりません。
ニューヨーク市が出した
地下鉄車内の広告です。
死に至る過剰摂取
の予防方法についての
メッセージ。
『オピオイドの過剰摂取を予防するためには...
薬を混ぜるのをやめましょう。』
もう1種類は:
『オピオイドの過剰摂取を予防するためには...
1人で薬を使うのはやめましょう。』
.....えっ!?
そこですか???と言いたくなる。
下の丸いところに
小さく、『一番いい方法は使わないこと』
と書いてありますが
最大のメッセージは
「中毒になったら
なるべく安全な方法で使用するように...」
ということですよね。
そうなのです。
今、アメリカのオピオイド問題は
ここまできているのです。
オピオイド系薬物の過剰摂取で
1日130人死亡
しています。
中毒患者のリハビリが追いつかないので
とりあえず
生きていてもらうための
アドバイスです。
ここでは医師が出した処方箋でも
疑ってかかる
必要があるようです。
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※皆さまからのコメントやご意見をお待ちしております。
>田舎のおばちゃんさん、
そうですね。ニューヨークのこういう大胆さには学ぶべきものがありますね。
お金儲けを重視して患者さんの利益を蔑ろにする話は日本も同じです。
有名なのは非加熱製剤を使ってエイズになってしまった事件でしょうか。
データを偽造したディオバン、熊本の化血研…。
精神科領域の薬で依存症になってしまった患者さんが多くなったので、多剤投与から単剤投与への動きがあると何かで知りました。
依存症になってしまった患者さんをフォローするのも医療機関の大事なお仕事の筈です。
医療は患者さんの為にあると思うのですが、あくまでもそれは私の理想に過ぎないのでしょう。
データ偽造は医薬業界だけでなく、建築業界、自動車製造業界、どこでもあると思います。
世間の目に触れる事柄は氷山の一角で、お金重視主義に泣かされる人々はゼロにはならないのが現実なのだと考えています。
それでも何もやらないよりは、少しでも、一つでも、状況の改善に向けて行動を起こしていって欲しいです。
地下鉄の中のポスターでの啓蒙も行動の一つとして、とても重要だと思います。
日本から応援の拍手を送っています。