起業したり、ビジネスシーンで活躍するなど、アメリカでリーダーの地位に上り詰めた日本人や日系人の女性たちの軌跡に迫る「Breaking Out〜PIONEERING WOMEN〜」。
三回目は、30年以上日系企業の顧問弁護士として活躍しながら、ニューヨーク日系人会の会長など
現在も合計7つの団体の活動に携わるスーザン大沼さんをご紹介します。
高校生まではまったく日本語が話せなかったスーザンさんが日系企業と関わる仕事を志し、
日系コミュニティーと深く関わる事になったその理由とは?
日本人の両親の元、 ニューヨークに生まれたスーザンさん。元々は日本語が話せなかったというスーザンさんが日本の企業に関わる仕事を志したのは、高校の時働いた日系企業での経験がきっかけでした。「日本企業と現地従業員や取引先の意識の差や誤解を目にして、それを埋める手伝いをしたいと思いました。大学生のときに日本語を学び、私のバックグラウンドと受け継いだ文化を生かすいい方法だと思いました。」
そんなスーザンさんに成功へのアドバイスを聞くと、「ユーモアのセンスを持って、真剣に考えすぎないこと。大抵人は協力的ですから。もっと外交的になって、失敗することを恐れなければいいのです。オープンに考えて、人にどう思われるかを気にしすぎずにね。」と話しました。
第六回:「City Care Family Practice」本多桂子さん
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ディレクター:増子貴世|カメラ:照井純一|編集:神野寛子
プロデューサー:浦部靖己