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被災地東北の学生が米国で復興と街づくりについて学ぶ


震災を体験した日本の高校生、大学生がアメリカで同時多発テロやハリケーン後の復興について学びながら、
震災での経験を伝えるプロジェクト「トモダチ・サマー2012ビヨンド・トゥモロー米国プログラム、
復興とまちづくり」が開催され、ここニューヨークでは同時多発テロが起こった9.11跡地や、
事件当時の写真などが展示されている9・11トリビュートセンターなどを訪れた参加者たち。


同時多発テロの遺族や、救助にあたった人々などとの交流会で震災の体験を話してる様子を
取材させたもらったのですが、みなさんとても元気で前向きで話しを聞いていて元気をもらいました。
ここでは取材現場の様子をお伝えします。


交流会の場所となった9・11トリビュートセンターがあることに感動していた方が多く、
11年たっても受け継がれているのを知って
日本でも絶対にこういう建物があったらいいと思う。と話してくれました。


確かに、崩壊したビルの跡地だったり、このセンターだったり、テロを忘れないために多くのものがありますよね。
そういう気持ちって大事だなと改めて感じました。


そして、参加させて頂いた交流会での発表は英語だと聞いていたので心境を聞いたら
「ほとんど話した事がないので、とても緊張しています。」と話してくれたのですが、
実際発表している時には、緊張の色は全然見えず、堂々と発表していました。
震災で経験した話、被災地の現状などとても気持ちがこもっていて、
私は実際に震災を体験した方のお話を聞くのは初めてだったんですけど胸が熱くなる思いで聞き入りました。
 

色々お話を聞いてて思ったのは、みなさん将来やりたいことを考えているということ。
そして、震災の経験を活かして社会に貢献していきたいという共通の思いがあったということでした。

ある参加者さんの

「将来への思い」

将来はファッションデザイナーになりたいと思っていて、ファッションを通して世界に貢献したいです。
自分のやりたいことを活かして人を助けられたらいいなと思います。それでいつどこにいっても自分が育った街、
どこから来たのかというのを忘れないでずっと心に持ち続けていこうと思います。


この方はニューヨークに留学して、デザイナーを目指したいんです。と話してくれました。
震災で深い悲しみを経験しながらも、将来やりたいことがはっきりしている。でも震災のことは忘れさせてはいけない。
震災での経験をいかして世界に貢献していきたいという思いを聞いて感動しました。


私もニューヨークで暮らす日本人として頑張っていかなくてはなとひしひしと感じました。


 

 

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2012年8月20日 08:00コメント(0)

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