3月22日にニューヨークで行われた東北の高校生たちによるコンサート。
日本で練習をしてきた高校生たちがニューヨークの舞台にたちました。
コンサート直前の生徒たちに色々お話を聞いたのですが、
緊張しているというよりも、ステージに上がるのをとても楽しみにしている様子でした。
参加したアメリカの学生と、お互いの校歌を教えあって歌うなど、
言葉は分からなくても、その様子から仲の良さが伝わってきました。
「どうやって、コミュニケーションをとるんですか?」
と聞いたら、
「ボディーランゲッジで結構通じるんですよ。」
と教えてくれました。
会場で歌を聞いてたら、そんな明るく接してくれた生徒さんたちに
元気をもらった気持ちになりました。
支援をしていかなくてはいけないのは、私たちなのに
彼らの声には会場のみんなを勇気付けてくれる。そんな風にも受け取れました。
さらに、この復興支援プロジェト"Hand in Hand"では、音楽だけではなく
さまざまな形で復興へのさらなる支援を訴えています。
今回特別にデザインされた、
アメリカ スタインウェイ社製のカスタム・ピアノ「Hopes Of Tohoku」
世界にただ1つのピアノで、被災地の高校生がニューヨークでの舞台に胸を膨らませながら
楽しそうに練習に励む姿が描かれているんだそうです。
このピアノの売り上げの20%がこのプロジェクトに寄付されるということです。
現在は、ニューヨークのスタインウェイ・ホール(スタインウェイ社のフラッグシップストア)に展示されています。(5月末まで展示予定)
スタインウェイ・ホール
109 W 57th St New York, NY 10019
(Between 6th Ave & 7th Ave)
こうやって、色んな形で支援を続けていくことが、
東北の復興につながるのだなと改めて感じました。
寄付金を集める高校生たち。
この日1日で$3,000以上の寄付が集まったそうです。
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