アラスカでは毎年恒例おデブちゃんくま選抜戦が行われます!
アラスカ半島に位置するカトマイ国立公園には、およそ2000から2200頭のヒグマが生息しています。この時期、多くが川に繰り出し紅鮭を食べて冬眠に備えます。モリモリと食べて太らなければ厳しい冬は越えられません。
そうしたクマの生態を、より多くの人に知ってほしいと、国立公園局は2014年から毎年、冬眠に向けてもっとも上手に太ったクマコンテストを行っています。
コンテストを考案した野外動物学者
マイク・フィッツさん
「熊が生き延びるために何をしているのか、
そして生態系の恩恵を受け見事成功する熊を見て
人々が熊について考えるきっかけになってくれると思ったのです」
“It really is an opportunity for people to think about how bears survive, what they need to do to survive, what the ecosystem provides them and look at their individual success stories, as well,”
公園局の職員が選んだ、がんばって太ったクマ、12頭の夏の写真と現在の写真をくらべて一般からの投票で、トーナメント形式の勝ち抜き戦で行います。
大人の雄クマの体重は、夏にはおよそ300キロから400キロですが秋になるとおよそ600キロまで体重が増えるクマもいます。
カトマイ国立公園のオスは550キロも珍しくなく中には推定640キロ近くの個体もいます。今年は紅ざけが豊富なのでクマの肥満度はさらに高まり激戦が予想されています!
投票は30日まで!
必ずしも最も太ったクマではなく、今年どれだけ変化したか?
または単にかわいいからという「推し」クマへの投票でもオッケー。
参加してみてはいかがでしょうか。
投票ページ: