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ギタリスト布袋寅泰さんのインタビュー

日本を誇るギタリスト布袋寅泰さんがFCIモーニングEYEのスタジオに遊びに来てくれました!!
187cmという長身で黒がかっこよく決まるロックな出で立ち。


実はインタビューの前日、どんな服装で来て頂くか伺った所"黒いスーツで行く"と言われたんですが、
当日はご覧の通りジーンズにシンプルな黒いニットにイギリス国旗柄のスカーフ。
即座に一言謝ってくれましたがとんでもない。
布袋さんは"みられる"という立場をすごく真剣に考えられていて、
ステージに立つ際は衣装にもこだわると聞いたことがあります。
ブリティッシュ・ロックに影響されたことからスーツでビシっと決めているそうです。
(ビートルズもよくスーツを着ていましたよね)
今月のロンドン、NY公演ではテーマが「ELECTRIC SAMURAI」で
"侍スピリッツを感じてほしい!"という思いからモダンな侍のような衣装で登場。
デザイナーのYohji Yamamotoさんにデザインされたものだったんだとか。
そんな音楽だけではなく、衣装にもこだわりのある布袋さんが
どちらかというとラフなスタイルでお越し頂き、
リラックスしてインタビューに応じたいという真摯な気持ちが伝わってきました。

そして本当にじっくりといろいろな話を聞かせてくれました。
VTRでは伝え切れなかったお話を少しだけ、ご本人の言葉でお届けさせてください!


今回のニューヨーク公演について...

As a japanese successful starとして紹介されがちだし、でもそういうことはぼくらにとってはあまり...。
自己紹介には自分のキャリアにはプライドはありますから胸を張って自己紹介はしますけど
こちらやまだ初めてやるところは奏でる音楽がお客さんに伝わったその瞬間に
それが僕の音楽として伝わるわけだし、すごい緊張感もあるしね、
日本でやってるスタイルとはちょっと違う感じでこのNY,その前にロンドンでやったんですけれどもロンドンも大盛況で、
ようやく新しいスタイルで第一歩を踏み出したって感じですね。
日本人の方々がたくさんいらっしゃるって分かってたから懐かしい曲を聴きたいって
分かっていたんですけどやっぱでも何かこう生まれ変わったって言う気分なんですよね。
僕の今までいろんなこう脱皮というかチャレンジを繰り返してきましたし
大きな大きなチャレンジですし大きな変化の時だと思っているので
あまりこう自分のキャリアに頼らずギターで勝負したいんですよね。
ロックのレコードを14歳くらいの時から聴きだして、
ロックイコール外国の音楽っていうか、外国の文化というかまだまだ日本には
ロックバンドやマーケットもなかったしロックを聴きたかったら
外国のレコードを買うしかなかったんだけどイギリスの音楽、アメリカの音楽を聴くたびに
世界中を旅している気持ちになって。
で僕はギターを持っていつか俺を世界に連れて行ってくれるんじゃないかってそんな夢を見て。
だから群馬から東京に、東京からロンドンに行くにはずいぶん時間はかかりましたけど
その間にレコード作りでロンドンでレコーディングしたりNYでマスタリングしたりあっちこっちで、
本当に世界中を飛び回りながらいろんな刺激に触れながらそういった感覚を自分の作品に閉じ込めて
日本に伝えていったっていう自負もあるんですよね。
最近は日本は豊かなマーケットだしちょっと残念なことにあまりアーティストは表の方に向かないというか、
日本で満足しちゃうのかなかなか表に出て行かないですよね。で久しぶりにNYにくると
NY独特のねバイブレーションがあるじゃないですか。
自分の中で景色が変わると自分の何かが変わるしそういった中で自分で
どんどん研ぎ澄ましていって生まれる表現っていうのは日本にいるときとちょっと違う音色となり、
リズムとなって、これから自分のスタイルが生まれるんじゃないかなと思います。



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2013年11月23日 08:00コメント(0)

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