被爆ピアノというのをご存知ですか?
広島の原爆投下を生き抜いたピアノ。今は4台のこっているそうですが、
その中の1台が9月11日のメ モリアルに合わせてNYにきました。
このピアノは爆心地から3キロほどに位置する民家にあったそうです。
ピアノは元のきれいな音色が出るように見事に修理されていますが、
被爆したときの傷などはあえて残したと修理をした調律師の矢川さんが語ります。
被爆ピアノ・ピース・コンサートは9月11日に
グラウンドゼロ近くで行われた「911犠牲者追悼~灯籠流し」で開催され、
そして12日にはNY本願寺仏教会で行われました。
私 は12日のピース・コンサートに参加しました。
12組ほどが演奏したのですが、日本からこのためにいらしたシンガーソングライターや地元NYでピアノを教 えている先生など様々。それぞれ心のこもった素晴らしい演奏でした。
そこには(あの!)原田真二さんや(あの!)大江千里さんなどのビッグネームのアー ティストも参加していました。

日本でもなくアメリカでもなく、上でもなく下でもなく、みんな一緒に一つになって「平和」というメッセージを伝える。
とても 素晴らしいコンサートでした。
そしてもう一つ驚いたのは、ピアノの音色です。
見た目はボロボロで、なんとなく小さく見えたこのピアノ。
し かし驚くほど鋭く力強くそして優しい音色です。
弾く人の心も伝わるのだろうけど、ピアノにも被爆して全てを見てきた魂が宿っているようでした。
その魂は強 く優しいものでした。
アーティストのみなさんがこのピアノを奏でているのを聞いていると
世界は平和になれる...という自信すらわいてきました。
私は取材を兼ねて観に行ったのですが、その場で司会を頼まれて突如司会進行をさせてもらいました
(仕事で途中で退席しましたが..)。こういうイベントに「一緒」に参加させていただいたことに感謝です。
http://www.peace-hiroshima.org
被爆ピアノin NY
NYで日本の屋台
マンハッタンのマディソン街で日本の夏祭りの屋台を彷彿とさせる
Japan Town / Healthy Food & Green Festival (タイトルが長い..)が行われました。
NY の夏の風物詩であるストリートフェアーの一部を利用して、
NYの日本食レストランや日系のお店などが集まって催されました。
去年も楽しかったけど今年もな かなか充実した屋台がそろっていました。
見回すとJapan Townになっている数ブロックは他のところより人が多くて混んでいました。
この日は雨にもかかわらず行列ができる屋台もありました。
私は屋台巡りをして お寿司やら牛丼やら豚の串焼きやらを買って一気に食べちゃいました。
どこもレストランなどの看板を掲げているので自慢の一品を出しています。
美味しくて興 奮していたのか買った食べ物の写真を撮るのを忘れてしまいました~すみません!!

食べ物の他には「お面」や「水ヨーヨー風船すくい」、
さらには日系の化粧品や手ぬぐいを売る屋台まで。
子供たちに日本の文化を伝えるためにも、
そしてニューヨーカーにも日本を知ってもらうためにも、
こういうイベントをもっともっとやって欲しいです。
あ~美味しかった...じゃなくて、楽しかった!^.^


