アラスカ州最南端の町ケチカンでは、先月4人が死傷する大規模な土砂崩れが発生しましたが発生から1週間後、奇跡の救出劇が繰り広げられました。
8月25日、土砂崩れが発生し丘の麓にあった数軒の家を飲み込み1人が死亡、3人が病院に運ばれました。土砂崩れから1週間、地質学者が事故現場を調査していたところがれきの下から声が聞こえたといいます。
通報を受けた消防隊員が出動し、救助活動を開始し安全を確認しながら通路を確保し隊員が声が聞こえる方へともぐり込んだところ、その先に見えたのは光る目...この家で飼われていた2匹の犬です。2匹とも狭い隙間で1週間、けがもなく生き延びたのです。
救助した消防隊員
「深さ3フィートくらいの隙間があったので崩れないようつめ木を入れ潜り込みましたそこで目が見えたのです」
この家に住んでいたビルさんとジェームズさんは土砂崩れ当日に救助されましたが2匹の犬が見つからず諦めていたところ感動の再会となりました。