ラスベガスの空港で着陸した旅客機から炎が吹き出し乗客が緊急脱出する事故が発生しました。5日(土)午後3:15ごろ、乗客乗員197人を乗せサンディエゴからラスベガスの空港に到着したフロンティア航空の旅客機が着陸時に機体から煙が出てその後、発火しました。
管制官声「右エンジン発火 パイロットと無線連絡がとれません」
機体は、中型のエアバスA321で滑走路に降りた瞬間に炎が噴き出します。
乗客「着陸の衝撃が強くそのあとすごく揺れました」
乗客「ショックだった 映画などでよく見るけど自分に起きるとは思わないよ」
フロンティア航空によりますと、飛行中、コックピットに煙が充満しパイロットは管制塔に緊急事態を通報。地上では消防が待機していたということです。乗客の一人は着陸の瞬間、吹き出す炎を座席から撮影。待機していた消防隊が一斉に消火活動にあたり炎は間も無く消し止められました。怪我人はありませんでした。事故原因は調査中ですが、機体の火災は、着陸の際にタイヤが破裂し滑走路との摩擦で発火した、と見られています。