緊張した状態が続くアメリカと中国の関係ですが、そんな中15日(火)、中国からワシントンDCにパンダが2頭到着しました。
2頭のジャイアントパンダがワシントンDCにあるスミソニアン国立動物園に到着しました。3歳のオス、バオリー。そしてメスのチンパオは長旅に疲れたのか大あくび。2頭は19時間をかけて、8000マイル以上の距離を経てパンダ・エクスプレスと名付けられたフェデックス機でワシントン・ダレス国際空港に到着。専用車両で動物園に向かう道のりは警察のエスコート付き。多くの人が沿道にあつまりました。早くも食欲旺盛のバウリー。これから1ヶ月は検疫期間で飼育チームが見守ります。2頭のパンダはこのたび改装されたジャイアントパンダ飼育エリアでこれから10年間くらすことになります。飼育エリアには40個ものパンダ・カメラを設置。世界中からパンダをモニターすることができます。2頭の一般公開は新しい環境に慣れた来年、1月の終わりごろに予定されています。