フロリダの空港に着陸した旅客機から2人の遺体が発見され空港のセキュリティを含め波紋が広がっています。
6日月曜日、ニューヨークから出発しフロリダ州フォートローダーデールに着陸した旅客機を点検中、着陸用タイヤの格納スペースに男性2人の遺体が発見されました。
無線
「空港整備士が死亡していると見られる男性2人を発見」
かけつけた救急隊員が現場で死亡を確認しました。
捜査担当者
「なぜこの事態を招いたのかすべての要素を捜査する」
去年12月のクリスマスイブにはシカゴからハワイ到着したユナイテッド航空の機体から遺体が発見されており、同じ日にシアトルからホノルルに向かうデルタ航空機に航空券を持たずに搭乗した女が機内で取り押さえられました。TSA運輸保安局は、女は身分証明書を提示せずにセキュリティチェックを通過し搭乗券を見せずに機内に乗り込んだとしています。
航空専門家
「保安検査をすり抜けて搭乗することは1件でも許されない いったい何が起きているのか手続の落ち度はどこにあるのか解明する必要がある」
FAA連邦航空局によると、タイヤの格納スペースに隠れるのは無賃搭乗や密航の一番多い方法だということですがおよそ8割が死亡事故につながっています。