ホワイトハウスで、アメリカの民間人にとって最高の栄誉である大統領自由勲章の授与式が行われ、アーティスト、俳優、アスリートなど、19人にその賞が与えられました。
バイデン大統領の任期残りわずかとなった、先週4日土曜日、ホワイトハウスで、大統領が選ぶ、メダル・オブ・フリーダム、自由勲章の授与式が行われ、各界の著名人にメダルが授与されました。ファーストレディー、そして国務長官を務め、その後も世代を超えて社会貢献を続けたヒラリー・クリントン氏は、参列者がスタンディング・オベーションでその受賞を祝いました。自らパーキンソン病を公表し、病気の研究へのサポートを続けてきた、俳優のマイケル・J・フォックスさんもバイデン大統領に支えられながら壇上に立ち、勲章を受けとりました。公民権運動で活躍した女性運動家ファニー・ルー・ヘイマーさんは、ヘイマーさんの姪が代わりに賞を受けました。亡くなって50年近く経ちますが、その功績が再評価された形です。伝説のバスケットボール選手マジック・ジョンソンさん。NBAやオリンピックでの活躍もさる事ながら、HIV感染を公表しそこからの回復とその後の社会貢献に対して評価されました。
バイデン大統領
「これからも社会と繋がり、常に信念を持ち活動してください」
大統領としては、最後の行事の一つであるこの授与式。バイデン大統領がホワイトハウスで過ごすのも残すところ10日余りです。