今回リポーターのメロディーが取材した
EIF Revlon Run/Walk for Womenは毎年行われていて、
ニューヨークは16回目、5月11日(土)にロサンゼルスで行われるのは20回目です。
EIF Revlon Run/Walk for Women LA 2013
開催日時:5月11日(土) 午前8:45(西部時間)
開催場所:Los Angeles Memorial Coliseum at Exposition Park
3939 S Figueroa St., Los Angeles
このイベントは
女性のがん患者とその家族や友人、さらに
がんを研究している団体を支援するための資金を集める、
いわゆるFundraising event。
参加者が払う参加費(事前申し込み:$35、当日申し込み:$45)と、
参加者自身がfundraiseしたお金が寄付金としてイベントが支援する団体へ寄付されます。
でもfundraisingだけでは終わりません!より多くの人に女性のがんについて
知ってもらおうという目的も組み込まれています。
今年参加したのは約2万5000人でこれだけ大勢の人が街中を歩いていれば
目を引くのは当然。
ましてや、参加者が同じようなTシャツを着ていたらなお目を引きますよね。
そう、参加者全員に
イベントのTシャツが配られるんです! ↓
参加者と一緒にセントラルパークを歩いていたら、ジョギング中の人が止まって
「何のイベント??」って聞いているのを何回か耳にしました。
Tシャツといえば、参加者自身で作っているものが多く目に止まりました。
決して明るいテーマではないイベントですが、
なるべく楽しんで明るい雰囲気を作りたい!という気持ちが伝わりました。
ハリウッド女優をゲストとして招いたり、競うマラソンではありませんが
タイムを計るための時計を設置したり。
ゴール地点ではイベントのスポンサーなどがブースを出展し、
無料で試供品を配ったりしていて、
参加者の"記念"になるようなイベントになっていました。
参加者も、カメラを向けると笑顔で手を振ってくれたり盛り上がりを見せたりと
陽気なエネルギーが溢れるイベントでした。
そんな明るい参加者でしたが、そのほとんどが家族や友人にがん患者がいる、もしくはいた方々。
今回たくさんの人のお話を聞くことが出来ました。
Despite their losses, all of the participants were energetic and had a very positive attitude.
I'd like to share a few stories we were able to know.
この夫婦は、奥さん側のお母さんを乳がんで亡くされ、
お姉さんも乳がんと闘っているんだそうです。
今回、治療のために訪れたNYでこんなイベントが行われることを知り、
急遽参加したんだとか。
運命の引き合わせとなったんですね。
This couple lost their mother to breast cancer and their sister is fighting breast cancer at the moment.
They came across this event by "accident"; they were in NY for medical treatment
and heard about the event and decided to participate.
Strange how fate plays its role.
彼はがんと闘っている職場の上司のために、職場の人と参加しました。
仕事のすべてを教えてくれた上司のために、
歩くことで支援する気持ちが伝えられるのであれば簡単なこと!
と数年前から参加していることを話してくれました。
He's participating in support of his boss Cara.
She means a lot to him, and supporting the cause means a lot to Cara,
which is the reason why all his colleagues and ex colleagues came together
to participate in this event.
They wanted to do whatever is possible.
こちらの家族は、なんと15年もこのイベントに参加しているんだそうです。
開催2回目からずっとです!
きっかけは叔母さんを乳がんで亡くされたこと。
今は命を助けるのが最優先で、治療薬のために研究を続ける大切さを胸に
歩いたそうです。
This family has been participating for 15 straight years. 15!!
That's all the way back to the 2nd annual Run/Walk.
In memory of their aunt Patricia who passed away with breast cancer,
they walked to save lives and bring more awareness to the need for cures.
この女性は乳がんにかかっていましたが、手術を行い克服しました。
自分と同じ、乳がんと闘っている人を勇気付けるために自伝も出版したそうです。
参加しているのは感謝を表したいから。
自分を救った技術がこういうイベントで集められた寄付金のおかげでもある、
とイベントの意義について話してくれました。
また、大勢のサポーターがいて、彼らのおかげでここまで来れたと
大きな笑顔で話してくれました。
Lori is a survivor of 5 years to breast cancer.
She published a book "Rack Cancer: Sharing Hope (by Lori Whitney Phair)"
which shares her struggles with breast cancer and aims to give people
fighting breast cancer hope.
She told us that she believed the technology that saved her was due to
run/walk events like this one, and so she wanted to give back.
がんの家系で、お母さんと兄弟をがんで亡くされ、
いとこもがんの症状を抱えているというこの家族。
家族のことを想って参加しているこのイベントも、
楽しくてみんながお互いをサポートし合っている姿を見るのが何より、
と話してくれました。
がんと闘っている人を支えているよ、というメッセージと共に
こういうイベントがいつの日か必要がなくなることを祈っていました。
This family has a history of cancer.
Their mother and brother passed away to cancer, and their cousin diagnosed with pre-cancer.
But they're fighting on and sending out the message to stay strong and support each other.
They wished that in the future, there won't be walks needed like this.
最後に、こちらの夫婦は奥さんの祖母と親友、そして同僚のために参加しました。
祖母を亡くした時は小さかったけど、今でも鮮明に覚えているほど大事な存在で、
こういうイベントは人が作り上げたもの。便乗だとしても、
誰でも簡単に参加出来るということを伝えていきたいと話してくれました。
Lastly, this couple lost their grandmother to cancer,
has a friend fighting it and a colleague who is a survivor.
To quote them, "I think that being here with my family it teaches them that,
what you see is something that people put together and
you can tangibly take part in it or participate."
みなさんそれぞれ持っている思いは同じ。
がんと闘っている人たちへ
私たちはあなたたちの側にいる。だからがんばって一緒に闘おう!
All the participants' thoughts and message were the same:
"To all of you fighting cancer,
We're always here, we support you, and we fight with you"
Check
2013年5月 9日 08:00
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