今から約20年前、20人のストリートパフォーマーによってカナダで結成された「シルク・ドゥ・ソレイユ(フランス語で"太陽のサーカス"の意味)」。世界50カ国から1300人以上のパフォーマーが参加し、ラスベガスなどで行われている劇場公演や「キダム」などのツアー公演など、合わせて19種類の演目が世界中で公演されています。一般的に言われる「サーカス」との大きな違いは動物が出ないこと。世界中から各分野のトップクラスの人材を集め、超人的なパフォーマンスを作り上げています。また、「キダム」などで公演中に流れる音楽はバンドやシンガーを使った生演奏。複合的なエンターテインメントに仕上がっています。
今回、FCIモーニングEYEの取材に応じて下さった田口師永さんは、2003年から「キダム」で「スキッピング・ロープ」と呼ばれる「縄跳び」のパフォーマンスの主役兼キャプテンを務めるアーティスト。「キダム」のツアー公演に合わせて、縄跳びを片手に世界中を旅して回っています。小学生の頃から縄跳びが得意で、小学校6年生のときには二重跳びが連続で約300回できたといいます。また、過去には世界でも片手で数えるほどの人数しかできないという「六重跳び」まで成功した経験があるとか。まさに縄跳びのプロです。2006年からは「キダム」で縄跳びのコーチの役割も担っていて、ショーのデザインについてもディレクターと話し合い、より良いパフォーマンスにできるよう日々努力しているということです。
Quidam by Cirque du Soleil ニューヨーク公演
公演日程:2013年7月24日(水) ~28日(日)
会場: Barclays Center 620 Atlantic Ave., Brooklyn
チケット:大人45ドル~ 学生/シニア40.50ドル~ 12歳以下:36ドル~
www.cirquedusoleil.com
コメントする