今年で18回目を迎えた「極真空手オールアメリカンオープン2013」。
ニューヨークのHunter Collegeで開催されました。
メインは男子の部ですが、下は6歳から参加可能なジュニアの部や
今大会最年長の45歳が参加したシニアの部など色々あります。
"KATA"と言って、空手の型を披露する部門もあるんです!
(一つ一つの動きにキレがあってかっこいいです)
「極真空手オールアメリカンオープン」の常連は何人かいて、
強くて注目されている選手は多いですが、私はスペインの
アレハンドロ・ナバロ選手に注目。貫禄あってかっこいい~
去年2位の選手に準決勝で敗れたナバロ選手、
今年はその2位の選手が出場しないということで決勝に行くと私は踏んでいました。
初戦では中段突きなどで攻め、相手の上段回し蹴りも難なく交わしていました。
そのまま準決勝へ進みましたが、
ここで(個人的に)今大会一番の熱い試合が繰り広げられます。
対戦相手はロシアのダルメン・サドボカソフ選手。
なんと3試合連続、全審判(主審を入れて合計5人います)一致の引き分け。
2回も延長戦にもつれ込んだのに"勝負"では決着がつかなかったんです。
お互いの戦いぶりに敬意を表す場面もありました。
最後は、大会中盤で行われた「試し割り」でどれだけ多くの板を割れるかを
競い合った結果で勝敗が決められ、初出場のサドボカソフ選手が決勝へ。
試合終了後は笑顔で抱擁を交わしていました。
そんなサドボカソフ選手に(またまた個人的に)優勝してほしいなぁ
なんて思いながら迎え決勝戦では、去年の王者でブルガリアの
ザハリ・ダミヤノフ選手がサドボカソフ選手の右足に下段回し蹴りを連発。
痛みで苦しそうな表情も見えるほどでした。
それに耐えながら、サドボカソフ選手も下段回し蹴りで応戦し、
その"倒れぬ、立ち向かう姿勢"に会場全体、拍手が沸き起こりました。
ダミヤノフ選手には勝てませんでしたが、とてもいい決勝戦でした。
他にもたくさんいい試合がありましたが、一番心に残っているのは
開会式に伝えられたこの言葉:(一語一句合ってないかもしれませんが)
空手をやるのに年齢は関係ない
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2013年10月 2日 08:00
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