ICE移民・税関捜査局がミネソタ州で展開する強硬な移民摘発で今年に入って2人のアメリカ人が連邦職員に射殺された事件、そして未成年者の性的人身売買で勾留中に死亡したエプスタイン元被告の捜査資料公開。注目されている2つの議案について2日続けてトランプ政権の幹部が議会公聴会で証言しました。
ICE移民・税関捜査局の強硬な取り締まりに対する批判が全米に広がる中、移民取り締まりを担当するトップ3人が10日(火)議会下院の公聴会で証言しました。
ミシシッピ州選出
民主党ベニー・トンプソン議員
「この公聴会は、トランプ政権がアメリカ市民と国の原則に対して国土安全保障省を武器化してきたことに対する追及の始まりにすぎません」
これに対し、ICE トップのライオンズ局長代行は
トランプ大統領に命じられた不法移民送還の任務を
遂行しているだけだとしています。
また、住民との対立は民主党支持者らの発言が問題だとしました。
ダン・ゴールドマン議員(民主党)
「冒頭陳述でICEがゲシュタポや秘密警察だと言及されたことが
連邦職員を脅かしているとしましたね」
ICE移民・税関捜査局
トッド・ライオンズ局長代行
「100%事実です」
ダン・ゴールドマン議員(民主党)
「それは逆でしょう
人々はあなたたちの戦術をみて正当に観察しているだけです」
また、 CBP 税関・国境警備局長は、ICEに対する抗議活動は連邦職員をおとしいれるためにプロによって仕組まれたものだとしました。
民主党議員を中心に、連邦職員のマスク着用を禁止するなど取り締まり時の規制強化を求めていることについては...
ティム・ケネディ議員(民主党)
「取り締まり中の連邦職員にマスクを禁止し
身元が確認できるバッジ付きの制服を着ることを約束しますか」
ICE移民・税関捜査局
トッド・ライオンズ局長代理
「しません」
ティム・ケネディ議員(民主党)
「残念な回答です」
この問題が解決するまで
国土安全保障省の予算は今月13日金曜日までのつなぎ予算に限定されています。なんらかの合意にいたらなければ、国土安全保障省が統括する政府機関が閉鎖され、再び空港などに影響を及ぼすことになりますが歩み寄りは難しいと見られています。
移民政策を統括するトム・ホーマン氏は12日木曜日ミネソタ州での作戦は終了したとして連邦職員全員を撤退させると発表しました。これが打開策なるのか注目されています。