11日水曜日には司法省が公開したエプスタイン元被告の捜査資料についてパム・ボンディ司法長官が下院司法委員会で証言し、冒頭から議員らとの激しい応酬が繰り広げられました。
公開された資料には、被害者の情報が明かされてしまっている箇所が複数あり、その一方で黒塗り部分が大量で事件に関与した可能性のある人物を隠そうとしているとの声もでており、これについて共和党議員が追求しました。
パム・ボンディ司法長官
「40分以内になおしました」
トーマス・マッシー議員(ケンタッキー州選出・共和党)
「私が捕まえて40分でしたね」
パム・ボンディ司法長官
「捕まえた?4700のうちの1つです」
トーマス・マッシー議員(ケンタッキー州選出・共和党)
「共犯者だと書かれた部分ですね」
パム・ボンディ司法長官
「この男はトランプ嫌い症候群ですね
落ぶれた政治家よ
意味のあることをしなさい」
多くの資料が公開されているにもかかわらず具体的な捜査が行われていないことについても質問がでました。
ジェロルド・ナドラー議員(ニューヨーク州選出・民主党)
「筆問は1つです
エプスタインの共犯者は何人起訴しましたか
捜査している人物はいますか」
パム・ボンディ司法長官
「まず見せられたのが..」
ジェロルド・ナドラー議員(民主党)
「何人 起訴しましたか」
パム・ボンディ司法長官
「いま答えます!」
ジェロルド・ナドラー議員(民主党)
「私の質問に答えてください」
パム・ボンディ司法長官
「いいえ、私が答えたいように答えます
この演出はばかげているわ」
ジェロルド・ナドラー議員(民主党)
「何人 起訴しましたか」
激しい応酬がしばらく続き、議長が静粛にするよう求める事態となりました。
ボンディ長官はナドラー議員の質問に最後まで答えず、
前政権の司法長官がこの問題で問いただされたことは一度もないとして
この政権に対する攻撃にすぎないとしました。
パム・ボンディ司法長官
「(エプスタイン)問題はオバマ政権時代からのものです
300万ページもの資料を公開する法律に署名したのはトランプ大統領です
彼こそが史上最も透明性の高い大統領です」
公聴会では質問に対し、ボンディ長官が度々別の話をしだすことに議員が苛立ちを見せる場面もありました。これまでの発言を覆し上院歳出委員会でエプスタイン元被告との関係を認めたハワード・ラトニック商務長官について聞かれると。
ベッカ・バリント議員(バーモント州選出・民主党)
「大統領はラトニック氏を商務長官に任命したときにエプスタインとの関係を知っていましたか」
パム・ボンディ司法長官
「射殺された国境警備隊について一度も...」
ベッカ・バリント議員(バーモント州選出・民主党)
「なるほど、大統領は同じ立場だったので
知っていたということですね」
パム・ボンディ司法長官
「恥を知りなさい」
あなたの出身は小さい..美しい州ですね」
ベッカ・バリント議員(バーモント州選出・民主党)
「いい加減にしなさい
情けないです
ひっかけ問題ではありません
アメリカの人たちは知る権利があります」
議会にはエプスタイン元被告の被害者が傍聴席にいて、全員が司法省の捜査に証言をしたいと連絡したが返答はなかったとしました。
その後もボンディ長官はトランプ政権のもと、経済がこれまでになく繁栄していることなどを話題にすべきだとして、1分以上にわたりトランプ大統領を絶賛し続ける場面もあり、政治と司法の分立を疑問視する声が出ています。
いずれの公聴会も互いに攻撃的で対立姿勢が明確で国の分断をあらためて浮き彫りにする形となりました。