ICE 移民・税関捜査局の移民摘発の現場で、中心人物の一人となっている国境警備隊の司令官がいます。
去年12月からミネソタ州で行われている大規模な移民摘発は、史上最大の作戦とし、「オペレーション・メトロ・サージ」と呼ばれています。19日月曜日、国土安全保障省は過去6週間で凶悪犯罪者を含む3000人の不法移民を拘束したと発表しました。
1/20火 ミネアポリス
国境警備隊グレゴリー・ボヴィーノ司令官
「この摘発は法にのっとっており
地域に深刻な脅威をもたらす人物が対象です
無差別でも政治的でもありません
ミネアポリスに害を及ぼす
犯罪者の排除が目的です」
移民摘発作戦で中心人物の1人となっているのが国境警備隊のグレゴリー・ボヴィーノ司令官です。覆面姿のICE職員がほとんどの中で、報道陣や抗議デモの参加者の前でも顔を隠さずに現場に現れます。
AP通信 エリオット・スパガット記者
「ボヴィーノ氏は移民当局では異質です
注目されることを好みSNSも活発です
移民当局と住民が対立しているあらゆる現場で
カメラに映り それを楽しんでいます」
ボヴィーノ氏は、クリスティ・ノーム国土安全保障長官からCommander At Large/全国指揮官と呼ばれ、去年、ロサンゼルスやシカゴで行われた大規模な不法移民の摘発でも注目を集めました。
AP通信 エリオット・スパガット記者
「彼は国境で見られる攻撃的な戦術を
都市部にも取り入れ
これまでの慎重に標的を絞った手法と
置き換えました
ターン・アンド・バーンと呼ばれ
素早く侵入し、大人数を拘束、
抗議者が来る前に撤収するというやり方です」
去年10月、イリノイ州シカゴでは、ボヴィーノ氏の殺害に懸賞金を懸けたとしてメキシコ国籍の男が逮捕されました。逮捕されたのは、フアン・エスピノーサ=マルティネス容疑者37歳で、ボヴィーノ氏殺害に1万ドル、情報提供に2000ドルの懸賞金をかけたとして殺人教唆の罪で訴追されています。