日本を代表する現代美術家、村上隆さんの6年振りとなる個展がロサンゼルスで始まりました。
今回のテーマは、「Arhat」(羅漢)。
100 Arhats, 2013
69 Arhats Beneath the Bodhi Tree, 2013
Red Demon and Blue Demon with 48 Arhats, 2013
Kaikai Kiki & Me: On the Blue Mound of the Dead, 2013
日曜・月曜 休館
開館時間 10:00AM−6:00PM
入場無料
そして...
村上さんが初めて監督した映画がこの週末から日本で公開!
その名も「めめめのくらげ」
不思議な生き物"ふれんず"と少年たちとの友情を描いたファンタジードラマです。
村上さんがデザインしたかわいいキャラクターたちがCGで映画の中を飛び回ります。
実はこの個展が始まる前にロサンゼルスでも上映会が行われました!
会場にはジャック・ブラックやスパイク・ジョーンズ監督の姿も。
映画の情報はこちらから→:「めめめのくらげ」
いよいよ開催まで1ヶ月を切った日米文化交流イベント、ジャパンデイ。
先日の記者会見ではジャパンデイの内容が明らかになるとともに
アートコンテストの結果も発表されました。
先日阿部キャスターがコンテストの審査員の一人、
日本画家の千住博さんのインタビューを行いました。
VTRに入りきらなかった佳作の素晴らしさを千住さんが解説します!
■千住博賞、佳作 Tomo Moriさんの作品
【千住評】
上から紙ふぶきがふってきてるようにも見えますね。これはマンハッタン、ニューヨークに住んでいる人ならよくわかると思うんですけど、
たとえばメイシーズだとか、NYヤンキースの優勝パレードだとか上から紙ふぶきがふりますよね。
それと同時に日本の工芸が持っている日本的な日本の美がうまくブレンドされている形も合って、
そういう意味ではこの絵には両方のカルチャーがうまくハーモニーを奏でていると思うんですよ。
■佳作 Aaron Porterさんの作品
【千住評】
軽やかさがある、季節がもっている軽妙な明るい感じが伝わってくる
■佳作 Sara Woolleyさんの作品
【千住評】
非常にパワフルな印象。画面から訴えかけてくる。
■佳作 Cynthia Leonさんの作品
【千住評】
地下鉄の乗り場ですけど、この形の持つ現代的な美しさというか、格好良さをうまくとらえている。
■佳作 Frank McGovernさんの作品
【千住評】
桜が点在し、空からの眺めも雲がうまく利いている。
マンハッタンのストリートが模様のようにも見えるし、同時にビルの窓をみているかのようにも思える
いろいろな意味を考えている。
<千住博さんプロフィール>
日本画家。「Waterfall」の作品で広く知られる。
1995年、「美術のオリンピック」とも言われる現代美術の国際展覧会「ベネチア・ビエンナーレ」で
東洋人として初の名誉賞を受賞。ニューヨークを拠点に20年活動を続ける。
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「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」や「タイム・アフター・タイム」、そして「トゥルー・カラーズ」など、1980年代を代表する数々の名曲を発表してきたシンディ・ローパー。ソロデビューから30周年に当たる今年、シンディは初めて、ミュージカル音楽の作詞作曲を担当しました。 |
シンディが「誰でも共感できるはず。私にも当てはまった」と語ってくれたこの作品。実話に基づいて2005年にイギリスで制作された映画が元になっています。主人公のチャーリーは、突然の父親の死により、倒産寸前の靴工場を継ぐことになります。チャーリーは、ドラァグクイーンのローラとの出会いをきっかけに、差別や偏見を捨て、これまで作っていた革靴の代わりに、ドラァグクイーン専用のブーツを作って、工場の再生に賭けるのですが...。
トニー賞の受賞経験者たちが脚本、振り付け、衣装デザインを担当! |
ミュージカル「キンキーブーツ」
プレビュー公演:2013/3/3~
本公演:2013/4/4~
劇場:Al Hirschfeld Theatre (302 W 45th St, New York, NY)
チケット:$57~$137 (チケットは以下公式サイトよりお求めください)
www.kinkybootsthemusical.com
人気漫才コンビ・キングコングの西野亮廣さんがニューヨークにやって来ました!
それも個展を開くため!
場所:One Art Space
23 Warren St., New York
www.oneartspace.com
期間:2月16日(土)~18日(月) 午前11時~午後6時半(初日のみ午後9時まで)
西野さんと阿部アナはまるで初対面ではないかのような掛け合い。
さすが芸人さんですね~
たくさん絵本作りの裏話を聞いたのでご紹介します!!
VTRでもご紹介した極細の黒ペン。
それがコチラ↓
コペックの0.03mm
これ1本で全ての絵を描いているんです。
黒く塗りつぶした部分はひたすら0.03mmを使って、
インクがほとんど出なくなったペンは細くて薄い線を描くために使ってます。
コピックさん、西野さんは0.01mmのペンを望んでいました!
そして使用している紙はテレビ番組の収録によく使われるスケッチブックです。
実は絵を描く時、西野さんはロケハンへ行っているそうです。
こちらは「Zip & Candy」からの絵で場所はイタリア。
絵は全て独学で学び、下書きなしで描き上げます。
(1枚仕上げるのに1カ月かかり、それ以上時間を使うのが面倒なんだとか。
1冊目の「Dr.インクの星空キネマ」は5年かかったんだそう!)
「ハッピーエンドしか書かない!」
と掲げているだけあって、西野さんの絵本はとてもほんわかしています。
(唯一ハッピーエンドで終わってない1冊目の中の「ドンドコ山のバケモノ」にも
実はサイドストーリーがあって、ハッピーエンドに終わっているんですよ。)
「Dr.インクの星空キネマ」(2009年)
「Zip & Candy」(2011年)
「オルゴールワールド」(2012年)
ちなみに絵を描くのは緻密な作業で嫌になるんだそう。
物語を書くのが好きで、物語を読んでもらうために絵を描いていると言っていました。
それでもとっても熱く絵本について語っていただきました。
阿部知代アナのブログにも個展の様子が!→コチラ
ニューヨークで開催中の日本映画の祭典「ジャパン・カッツ」で、今年の特別企画として日本を代表する俳優、役所広司さんの主演作品6本が、7月20日から2日間にわたって一挙上映されました。過密スケジュールの合間を縫って、舞台あいさつのためニューヨーク入りされていた役所さんにFCIモーニングEYEが単独インタビューしてきました!俳優としてのこだわりと意外なプライベートの一面などたっぷりと伺ってきました
まず、インタビューをした7月20日の日に上映された役所さん主演の「キツツキと雨」
The Woodsman and the Rain© 2011 Kitsutsuki to Ame Film Partners
とあるのどかな山村にある日突然、ゾンビ映画の撮影隊がやってくるというユニークなお話。
役所さんのゾンビ姿といい、木こり姿といい、方言を使った会話だったりと。
役所さんの演技力の幅を改めて感じました。とっても面白い映画です!
インタビューで実際お会いした時も本当に素敵の一言。
舞台あいさつ直前だったのですが、快く応じて頂きました。
ここでは、番組で放送されなかったエピソードをご紹介致します!
「ハリウッド映画 X 日本映画」
「SAYURI」や「BABEL」とハリウッド映画に出演するなど、海外でも活躍する役所さんにハリウッド映画を通して発見した事を伺ってみると・・
「いやぁ、やっぱそれがハリウッド映画ていうのは世界中からその才能のある方々が集まってきてる集団ですからね、それはもうスタッフ一人一人に至るまで非常に優秀な方が集まってるし、で一つの作品を作るのにやっぱり膨大な時間と予算をかけられるものですから それをなんでしょうね。うらやましいと思います。でもなんでしょうね、まぁ日本映画はそのスタッフの人数からして全然少ないんですけどもでもその中でもやっぱ知恵を絞ってあの体力を使って、頑張ってきてる所が まぁ日本のスタッフも非常にそれに負けず劣らず優秀だとは思いましたけど。」
役所さんの日本映画に対する思いがここでも伝わってきました。
役所さんのコメントにもあったように、日本映画はハリウッドと違い少人数のスタッフで撮影を行うため、一度撮影に入るとハードスケジュールで朝から夜遅くまで撮影するんだとか。そもそも日本映画を撮影するのにどれくらいの期間がかかるのか伺ってみると・・
「日本映画っていうのは長くて2カ月くらいですからね。長い映画で2カ月位ですから。まぁ、3本撮ったとしても半年働いて半年はもう失業状態ですね。」
おぉ。なんて謙虚なお答え。1年で3本の映画を撮るなんて、その準備や役作りだけでも相当なことだと思うのに、気さくに半年は失業状態と答えて頂いて。役所さん出演の映画を全部みたい!と思った瞬間でした。
ニューヨークでまた役所さんの映画が上映される日を楽しみしています!