夜空を彩る人気のドローンショーが大惨事となりました。ショーがはじまってすぐドローンが次から次へと空から落下し、観客の少年に当たり重体です。フロリダ州オーランドで人気のドローンショーが始まった直後の惨事です。
観客
「ふせろ、ふせろ!」
目撃者
「プロペラがぶつかり合うバリバリと音がした」
複数のドローンが同時に舞い上がり空中で光の映像を描くショーでドローンどうしが接触し次から次へと空から落下する事故がありました。
観客
「落ちるものじゃないよね?」
落ちたドローンの一機が会場でショーを見ていた7歳の男の子に当たり男の子は病院に運ばれました。
男の子の母親
「娘が倒れている息子をみつけました 顔から血が出ていて息子の意識がどんどん遠のいて死ぬ思いでした」
男の子は、胸にドローンが当たった衝撃で心臓を損傷したため、病院で開胸手術を行い現在は集中治療室で治療を受けています。母親によると、衝突は、車がぶつかるほどの強い衝撃だったということです。この日もおよそ2万5000人が訪れていたこうしたドローンショーは年々人気が高まり花火の代わりに行われることも多くなりました。FAA連邦航空局が事故原因の調査に乗り出していますが今後、規制強化なども含めて安全対策の見直しが行われる可能性も出ています。このドローンショーの運営会社はテキサス州オースティンの新年のイベントでもショーを行う予定でしたがキャンセルされたということです。