女子カレッジバスケットボールである女子選手が貴重なシュートを決めました。
マサチューセッツ州のレズリー大学に通うベイリー・シナマン=ダニエルさん。大学のバスケットボール部に所属しています。 ベイリーさんは生まれつき片腕しかありません。 しかし、チームの誰よりも練習をこなしてきました。その努力が試合で発揮される日が来ました。
NCAA女子カレッジバスケットボールディビジョンスリーで片腕の女子選手として初めて得点をあげました。
レズリー大学 女子バスケ部
ベイリー・シナマン=ダニエル選手
「シュートが決まった時はほっとしました。
すごく嬉しかったです。
コーチやチームメイトが飛び上がっている姿を見たら
喜びが倍増しました。
幸せや希望がこみあげてきました。」
ヘッドコーチも特別な初得点の喜びを語っています。
レズリー大学 女子バスケ部 ヘッドコーチ
マーティン・ラザーさん
「歴史的な瞬間だと思いました
みんなで祝うべきことですよね」
高校の最終学年で大会出場メンバーから外されたこともあります。それでもベイリーさんはバスケットボールを諦めませんでした。
レズリー大学 女子バスケ部
ベイリー・シナマン=ダニエル選手
「片腕でバスケットボールをすることはすごく難しいことだけど、
おかげで 強いい意志が身につきました。」
バスケ部のコーチは
ベイリーさんがチームに与える影響について次のように話しています。
レズリー大学 女子バスケ部 ヘッドコーチ
マーティン・ラザーさん
「ベイリーのように根性と情熱がある選手は
どのチームにいても大きな力になるはずです。」
歴史的な初得点から7週間後、2つ目のシュートを決めました。この日はベイリーさんの誕生日でした。
レズリー大学 女子バスケ部
ベイリー・シナマン=ダニエル選手
「私を特別な目で見ないでただ"ベイリー"として見てほしいです。
一人のバスケットボール選手として、他の選手たちと同じように何でもできるのですから。」