アメリカの大手企業の従業員が、先週から今週にかけ、ストライキを敢行しました。一つは、ネットショップ最大手アマゾンの配達員で、もう一つはスターバックスの従業員でした。ストライキは5日間の期限付きで、すでに終わっていますが、2つの企業とも年末ホリデーシーズンは稼ぎ時ともあって なぜこの時期だったのか?と消費者も疑問に感じるストライキでした。
クリスマスの数日前に全米各地で行われたのは、アマゾン配達員ら数千人のストライキと、スターバックスのバリスタなどの店員が起こしたストライキです。双方とも、賃金アップと福利厚生の向上を求めています。
スターバックス抗議者
「経営者らは、時給5万ドルも稼いでいる。私たちは自分たちの価値を知っているしそれを手にいれる方法も知っています」
スターバックスのバリスタを代表する組合は、賃金の要求が満たされなければ、クリスマスイブまでに何百もの店舗にストライキを広げると警告しました。スターバックス経営側は、要求は「持続不可能」とコメントしました。 ネットショップのアマゾンの契約配達員も、この繁忙期にストを敢行。
アマゾン配達員組合代表
「消費者が今後私たちに共感し、注文ボタンを押す向こう側に我々配達員がいることを認識してほしいのです」