来週初めにホワイトハウスをトランプ氏に受け渡すバイデン大統領が大統領執務室から国民に向けて最後の演説を行いました。
15日水曜日夜、多くのネットワークテレビやインターネットでも生中継された、バイデン大統領の最後の演説。バイデン大統領は、アメリカにおける民主主義の未来への警鐘を鳴らしました。
バイデン大統領
「今日、アメリカでは、極端な富、権力、影響力を持つ政治が形成され、私たちの民主主義の全て、基本的な権利と自由、誰もが成功するための公平な機会が脅かされています」
また同じ15日に報じられた、イスラエルとハマスの停戦合意のニュースに関して、停戦への交渉は、バイデン政権の最優先事項で、外交部門の粘り強い交渉の成果だと自賛しました。
バイデン大統領
「停戦交渉は現政権の外交チームによって策定され、交渉されてきました こののち新政権によって大部分が実行される予定です 私は新政権に、この停戦交渉の十分な情報を提供するよう指示しました」
大統領は、50年間の政治家としての人生を振り返り、国に奉仕することを「最大の栄誉だ」と語りました。
バイデン大統領
「アメリカだけが、全てが可能だと信じる事ができる国です。ペンシルバニア州とデラウェア州でつつましく育った吃音の子供が、合衆国大統領としてこの机に座っている それがアメリカの魔法なのです」